相関と因果の混同
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相関関係と因果関係の混同
相関関係は因果関係の必要条件でしかない。
つまりAとBが相関関係(Aの増減とBの増減が同様)であるからといって因果関係であるとは限らない。
疑似相関
別の要因(潜伏変数)によって、実際には因果関係がないのに、因果関係があるかのように見えること。
例) アイスクリームの消費量と溺死者数の関係
気温が高い ⇒ アイスクリーム消費量増加
気温が高い ⇒ 海で泳ぎたい ⇒ 溺死者数増加
アイスクリーム消費量増加 ⇒ 溺死者数増加
よくある潜伏変数は、年齢、気候、季節、体質など。
逆の因果関係
因果関係の原因と結果を取り違えてしまうこと。
例) 交番が多い地域ほど、犯罪発生数も多い。
犯罪発生数が多いからこそ交番が多いと考えるほうが妥当。
単なる偶然
たまたま相関関係が出来てしまうこと
例) アメリカのNASAの予算額と首つり自殺者の数
https://gyazo.com/5d160fa8377ae21256e06a3a040e4c13
確かにグラフを見ると相関関係であることはわかる。
しかし、この二つには明らかに因果関係はなく、単なる偶然である可能性が高い。
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