グラフの注意点
配慮すべきこと
色盲の人もグラフを見ることを考慮して、暖色だけで色分けしたようなグラフは使用すべきではない。
円グラフを使う時は、カテゴリを小分けにし過ぎないこと。 複数カテゴリの3D棒グラフを使う時は、見えない項目がないか確認すること。
問題のあるグラフ
誇大広告によく使われる視覚的に正しいデータが伝わらないグラフの例
https://gyazo.com/d266954d832f770aa85284d55a166e72
グラフでは2倍近い伸びになっているが2年で286人しか増えていない。
どこから省略されているのかわからない点も問題。
3Dグラフによる錯覚
角度をつけると遠近法により手前のものが目立つようになる。
http://www.daiichi-g.co.jp/joho/info/special/series/05/01/image/zu2.jpg
手前のサラダの項目が強調されている。(21%なのに)
http://id.fnshr.info/wp-content/uploads/sites/2/2016/03/bad-pie-chart-04.png
赤の「当塾」と最もシェアのあるA予備校の面積が同じに見える。
おまけ: ネットで炎上したグラフ
もはや捏造の域に達したグラフの例
https://i0.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2017/01/oddgraph-2.png
縦軸表記無視の棒グラフ。
https://i1.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2015/12/tereasa_omikuji-2.jpg
https://i2.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2016/12/ikegamiakira-graph.jpg
縦軸を統一すると....
https://i1.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2016/12/ikegamiakira-graph10.jpg
有名ジャーナリストの番組でもこういうことが起きてしまうので、安易にテレビなどのマスメディアのグラフを信用するべきではないだろう。
参考サイト