Poker
忍耐力、我慢力を鍛えられる
じっとしてられない
何もするべきじゃない時に、何もしない力
負け戦からの退陣
勝算のない戦いへの参加はしなくていい。コミット、コンコルド効果も多少は働くが、ほとんどのケースで不必要な戦いは避けていい。
待つ胆力を鍛えるにはいい練習材料。だが同時に、タイパを考えると、ずっとフォールドしてられるわけもなく、時間あたりの活動最大化という意味で、参加頻度を上げる中でどうバランシングするかを考えてしまう。
お金に対する意識の低さ
メタ認知
自分が相手からどう見られてるかを強く意識する必要がある。
論理的な強さ
一つ一つのアクションには理由がある。これはリトマス紙である。リバーのラストアクションまでにいくつもの判断材料があり、それに伴い意思決定がある。ここは論理を鍛えられる。 アクション(リトマス紙)-> 意思決定の過程は条件分岐の複雑なアルゴリズムである。表情、それまでのプレーライン、相手の癖、バックスタック、ボード、向こうのレンジなど複数条件をもとに出力を弾き出さなければならない。それぞれの論理に重み付けがなされてるべきだし、バランスの取れた意思決定にまとめあげなければならない。
リターン重視で確率を見誤った意思決定
真に優れた起業家は、そこまでポーカーが強くないかも?
PokerのOdds, Equityの世界はリターンが限られており何も面白くない
論理的、戦略的な一手によってリターンが大きくなる構造にドーパミンが出る -> バカラ、ルーレットでは満たされないが
Pokerだと、打てる手数の深さ、広さの領域が狭すぎて、戦略に差がほとんどでない
長期的な視点が欠けてると言える。目の前の状況(短期軸)で最適な手を打つマシンにしかなれない
何もするべきじゃない時に、何もしない力
そもそも人生がアートの起業家にとって、何もするべきじゃない時は存在しない
ポーカーを通して起業家を見ると、3つのレンジに分けれる。下に行くほどいい起業家になるのでは?
フィッシュ: 論理力が弱く、逆算、基礎統計、学習ができない。運要素を分解し、論理要素に昇華する力が足りない。考えることによって結果が変わることに脳汁が出ない。->自称行動力お化け、空振り三振ブルドーザーの率が高い
ブックスマート: フィッシュの内容は克服できるが、逆にそこに留まることができてしまう器の小ささ。キャッシュゲームはそこそこ勝てる
リスクジャンキー: ブックスマートより収支は安定しない。pokerの最適戦略如きじゃとりたいリスクが足りず、ドーパミンが足りなくなってる(金額的な問題の可能性もある)
いい起業家は、静的に耐えることができない
単一視点だと静的だが、何かを絶えず動かしているだけ
アメリカの一流はほとんどがテキサスホールデムを打てる。最強のコミュニケーションであり、これにハマらなければ成功者として何かが欠けてるのかもしれない