じっくり読書会第5期『今こそアーレントを読み直す』
テーマ本:『今こそアーレントを読み直す』
1冊の本を深く、じっくり読む喜びを味わうというメインディッシュを楽しみながら、自分なりの人間観・組織観・社会観(ファシリテーション観)を養うという底流を持つ「じっくり読書会」。第5期のテーマ本は『今こそアーレントを読み直す』です。
ハンナ・アーレントは人文学領域ではまず外せない政治哲学者です。20世紀のナチズムの台頭やホロコーストなどの自身の経験を通じて、全体主義や悪の陳腐さを鮮やかに考察しました。ですから、ファシリテーター学習者や教育者、組織マネジメントに携わる立場の方は学んでおいて間違いない人であり思想です。
アーレント自身がしるした書籍に直に取り組みたいとの声もありましたが、専門家をしてわかりづらいと評されるのがアーレントでもありますので、まずは入門書から…ということで新書を選びました。
アーレントやその思想に初めて触れる方、改めてアーレントの現代的意味を考えてみたい方、じっくり読書という読み方を体験してみたい方、どなたも歓迎です。