ナルシストマンの分身
21/03/24
自作小説です
本編
「18時に勝負しよう⭐️」
電車の中でメールを見返し、
左上に表示されている時間と見比べて、
時刻を間違えずにいた事、そして、
間に合いそうな事にほっとした。
敵が横一列に広がる。
「これが私の能力、分身だ!どれが本物か分からないだろう!」
全部で5体に分かれた。
キラキラ輝いている。
「お前だろ…」
「なぜ分かった!
僕の良い所は全部入れたはずなのに!」
「他の奴らはなんか出てるんだよ。」
「しまった!
僕が鏡で自分を見ると輝いて見えるから具現化する時に影響が!」
「今回は僕の負けだ。
次に合う時には本物も輝いて見えるように頑張らないとな。では、さらばだ!」
奴がウィンクをし、星を出し、
投げキッスをすると口からハートが出てきて
僕の頬にふわりとくっついた。
取ってみると、
そこにはどこがどうなってるかを教えてもらわないと読み方が分からないであろうサインが書かれている。
「サイン変えたんだな」
僕はふっと笑い、鞄の本と壁のとの間に入れた。
「本物にもキラキラを常時付けていれば
バレなかったんだけどな。」
そう思いながら家に帰った。
家に着き、部屋にある宝箱を開ける。
中にはナルシストマンのサインが
積み重なっている。
イラスト付きの物はあまり見ないレア物だ。
鞄から今日押し付けられたサインを取り出し
宝箱の上に重ねた。
また良い物が一つ増えたな。
23/06/01解説
ナルシストとストーカーみたいな奴の話を書きたかった
感想
自分がこれ良いなーって思うだけで、分からせてやるっていう気持ちが無かったな。
一対一でしか会話をさせてない。
というか、二人しかキャラを出していないな。
3人目を出して、ナルシストマンに対するもう一人とは違った反応をさせたり、今書いた二人で話している時とは違った対応になったら良いな。