(活字の海で)ヒット作連発、ポプラ社が快走 リピーターを作り息長く :日本経済新聞
2016年に社長に就任した長谷川氏は、生命保険会社や金融コンサルティング業を経て09年に入社。主に財務を担当してきた。「出版界は既存の読者に向けて本を作ってきた。通常の商品のように、新規の顧客を発掘しリピーターを作るという視点が欠けている」と話す。その経営感覚が「おしり」にも生きている。小学校低学年向けの「かいけつゾロリ」に続く主力シリーズを作ろうとの試みだが「幼児向けの絵本からスタートし、下地を作ってから読みものを発行した」。読者が小学生になるタイミングで人気に火が付いた。 rashita.icon出版社は、誰向けに本を作っている?