館ヶ丘団地再生のための子育て世帯誘引プロジェクト
小松 由奈
1975年に整備された館ヶ丘団地(東京都八王子市)は、最盛期に1万人超の住民を数えたが、近年は空き家や空き施設が増加し、高齢化も著しい。本研究は、館ヶ丘団地の再生を目的として、20代の子育て世帯をターゲットとした支援センター「けろり」と、それを核とした支援コンテンツを整備する「子育て世帯誘引プロジェクト」に取り組んだ。「けろり」には、子育て世帯の不安解消と必要環境を整えるため、リユース、相談、フォトイベント、遊び場の4つをコア機能があり、それぞれのコンテンツは段階的に展開していく。「けろりん」は、「けろり」を核として地域住民をつなぐためのキャラクターである。同キャラクターを活用したイベントとして、地域住民や「けろり」利用者から寄付されたレゴブロックを使用する「ミニけろりん」づくりや、等身大(約96㎝)モニュメントを制作するワークショップ、テーマに沿ったフォトコンテスト(月1回)の実施を計画した。
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