食と健康をテーマにした地域コミュニケーションの枠組み『アロエ・プロジェクト』
松本 真依
深刻な高齢化と居住者減少に悩む館ヶ丘団地(八王子市・1975年開設)内に開店(2018年9月)した地域食堂『たてキッチンさくら』をコミュニケーション・ハブ化する一助として、「食と健康」をテーマにした地域コミュニケーションの枠組み『アロエ・プロジェクト』を提案した。一年間のスパンで循環する同プロジェクトは、古くから有用植物として知られるアロエを地域住民が育て、次の3つで構成されるワークショップを実施するものである。1)育てる:アロエを株分けし、アロエの育て方や活用法について学ぶ。2)作る:さまざまな効能に合わせた調理法を学ぶ。3)食べる:イベントで調理したものを会食し、共有体験とすることで、地域コミュニケーションのきっかけとする。イメージキャラはアロエの「アレックス」である。同食堂での検証イベント実施の結果、参加者のほとんどがアロエとその育成に関心を寄せ、次回の開催を望むとの回答を得た。
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