地域コミュニティのための同人イベント『おうめでぃあ』
尾崎 瞳
近年、『コミックマーケット』に代表される同人イベントが注目を集めている。本研究は新たな地域コミュニケーションの場を創出するべく、筆者の出身地である青梅市を対象地域として、「同人的グッズ」による「地域の同人誌」の販促イベント『おうめでぃあ』を提案した。同イベントは、市が提供するギャラリーやホール等を会場に、市花である梅の花が咲く1月下~2月上旬に開催する。市内を拠点とする趣味サークル(16 歳以上)が参加でき、共同制作した同人誌体(年齢制限のあるも
のを除く)を販売することができる。展示品は、オリジナルキャラ「青井 梅」のグッズによって販促される。これにより若者の注目を集め、地域サークルを結びつける。販促グッズは、1)クッション、2)キーホルダー、3)クリアファイル、4)ステッカー、5)タオル、6)バッグ、7)アクリルスタンド、8)ポスター、9)缶バッチの9つで、サークルは好みのグッズを1つ選び、同人誌体の販促に使用することができる。これらの制作費はイベント参加料の一部を当てる。
https://gyazo.com/17e65aade46df7c3f5ffccca76f49f5b
https://gyazo.com/08d5cf3b26937e9bc9ce899fff851b32