イラスト制作における画像生成AIに対する嫌悪感と利用可能性の分析
永井 春
画像生成AI使用のイラストに抱く筆者の嫌悪感について事例分析した後、自らの創作活動をとおして、その利用可能性を考察した。まず前段として、自身のキャラクターイラスト制作を12工程(構想、ラフ、色ラフ、下描き、線画、下塗り、影入れ、光入れ、描き込み、加工、背景、仕上げ)に分け、各段階ごとに画像生成AIの使用検証に取り組んだ。結果、色ラフ作業および影入れ作業の2工程において好感を得た。次に本制作として、AIチャットボットとの会話をとおして複数キャラクターを設定した後、これまでの知見を踏まえ、キャラクターおよびシチュエーションイラストを制作し、通常(AI未使用)の創作活動との違いを比較した。結果として、AI使用は作業の時短に最適だが、創作の目的や楽しさ、達成感を失わせることを、あらためて確認することができた。作業計画にあたっては熟考の必要がある。
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