簡単に解決しそうな社会問題がなぜ解決しないのでしょうか?
? 簡単に解決しそうな社会問題がなぜ解決しないのでしょうか?
みんな問題には気づいてるんだけど、解決方法の考え方が立場によっていろいろ変わるんですよね。そういうのが世の中とても多い。
問題を発見すると最初は「こんなの、〇〇を△△すればすぐ解決するはず。もしかして誰もこの問題に気づいてないんじゃないか」と思うのですが、そう思って本格的に解決に向けて動き始めると、実は多くの人がその問題に気づいており、多くの改善案が試行されており、そのどれもがうまくいかなかった、という事が次第に分かってきたりします。
まず実際に行動を起こす人がそもそも少ないですが、一歩目を踏み出した人達も、その殆どは道半ばで他の問題へと気が逸れていきます。粘り強く1つの問題に取り組み、時間をかけて解決の道を模索する人が中にはいて、そういう人が何人か集まると「力」となってようやく物事が動き出します。あっという間に年単位の時間が過ぎていきます。
社会問題に取り組むというのはそういう感じのようです。