Skeb
クリエイターが創作活動だけに集中できる社会を目指して
Skebが始めた「見積もりなし」「打ち合わせなし」「リテイクなし」の一発描き方式は日本では最も一般的なコミッションの方式として定着しています。
上記を普通に解釈する限り、二文を組み合わせると「見積もり/打ち合わせ/リテイクは創作活動ではない」と読める
そんなわけない
ディレクターやプランナーに相当する立場も創作者だろう
また、イラストなどを制作する立場の人間においても、打ち合わせをするのは創作の能力の一部だろう
でも、おそらく国内の(特に、Skebを利用するような)層にはそのようなイメージが根付いているのではないか?
発注を行うのではなく、あくまで「当人の自由な創作の一環にリクエストを行うことができる」という建前になっている
この部分で完成までのすり合わせを行わない(行えない)ことの正当化を行っている
アナログのスケブを延長したような概念なので、それ自体がおかしいわけではない
が、一般に依頼人と作業者がいるような関係の制作が全部そうだと思われるとおかしなことになる
その認識で捉えている人はどの程度いるのだろうか?
みんな「納品」とか「依頼受付中」か言ってる時点でかなり明らかだ……
総じて、そういうサービスとして運営することには何の問題もないけど、「これが創作のあたりまえ」だと思われるとやだなあ、と思っている