2024-01-10+17_大経大授業/w弦間先生(非公開)
講義名
当事者兼つくり手として生きる
時間・場所
14:35〜16:05
F館1階 F11教室
全体の流れ
14:35-14:45(10min)
導入/弦間先生
14:45-15:20(35min)
レクチャー/島影
15:20-15:55(35min)
ワークショップ/島影
15:55-16:05(10min)
まとめ/島影+弦間先生
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はじめまして
デザイン・アティチュード
OTON GLASS/FabBiotope
日本を思索する
“現実”の自給自足展
ありがとうございました
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流れ
15:20-15:30(10min)
導入
15:30-15:55(25min)
一人黙々アイディアスケッチ(15min)
グループ内でアイディアをシェア(10min)
15:55-16:05(10min)
まとめ
主旨
みなさんが授業で取り組んできた課題の「提案」部分におけるユーザーの体験(ユーザーストーリー)の解像度を上げる、より手触りのあるものにしていくために「アイディアスケッチ」という手法を用いたワークショップを行なう
今回は時間が限られているので、授業内で一回練習してみるというノリで、次回の授業までにできればグループで集まってアイディアスケッチのセッションをしてもらえると喜ばしい
次の授業でそのアイディアスケッチを元にそれを更に展開していくワークショップを行なう
アイディアスケッチとは
IAMASでサービスデザインを教えていたジェームスが発明
描き方
事例
https://gyazo.com/baa72414b27229552854226dc6d61229
https://gyazo.com/41d3c89d9964ff6113ad93265a80ecc2
基本ルール
基本は黒のペンでシンプルな線画を、強調したいところ(今回であれば、設計した人工物=制度、サービス、プロダクト等々と登場人物がインタラクションする部分)をピンクのペンで色付けする
今回、意識すべき点
みなさんがいままで取り組んできた課題を分解すると「背景・目的・手段≒提案」となり、対象とするテーマが決まっていて、最後のスライドに提案がある状態
提案のスライドで登場するアイディアを、アイディアスケッチによって、より具体的なユーザーストーリーとして表現する、ユーザーがハッピーになっているシーンを表現する
CJMはサービス全体の構造を記述し、無形のそれを造形するのに適したメディアであり、網羅性が重要であるが、アイディアスケッチに関しては、ある特定のシーンや、あるひとつのストーリーといったかたちで、ある種、単純化して、そこで発生しうる「感情」を掴みにいくことが重要
レッツ・トライ!
15分、ひとりもくもくと描いてみよう
10分、ひとりずつアイディアを共有しよう
他のひとのアイディアを聞きながら、手元で自分のアイディアスケッチを描いてもよし
アイディアをグループ内で「オープンソース化」する、というノリ
まとめ
次回は描いてきてもらったアイディアスケッチを教室の壁に貼り、みんなで鑑賞&投票をまずやる、ので、各グループでアイディアスケッチのセッションをしてくる&清書してきてもらえると幸甚
そこからある種アイディアスケッチを1コママンガと捉え、それを4コママンガに展開、また次に8コマに...というユーザーストーリーの解像度を上げていくワークショップを実施予定
また、グーグルフォームでもらった質問に関しては、授業内で回答を予定
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流れ
14:35-14:40(5min)
期末レポートの説明/弦間先生
14:40-15:10(30min)
アイディアスケッチの鑑賞, 投票, 講評/全員
15:20-16:00(50min)
アイディアスケッチワークショップ2nd/全員
16:00-16:05(5min)
まとめ/島影+弦間先生
アイディアスケッチの鑑賞, 投票, 講評
各自描いてきたアイディアスケッチをマスキングテープで壁に貼ってください
10minほど鑑賞の時間を取ります、1人2票分のポストイットを渡すので、以下の基準において善いと思ったものに投票=ポストイットをそのアイディアスケッチに貼ってください
基準
提案されているアイディアが実際に実現したら「善い!」と思うか
そのアイディアが実際に存在していたら自分自身にとって善いか(楽しそう、幸せそう、心地よさそうなど、なんらかよい感情になりそうか)
あるいは、自分自身でなくとも、自分の友だちなど、具体的にイメージできる誰かが「善い!」となりそうか(具体的にイメージできる人物であることが重要)
アイディアスケッチが、ぱっと見で、直感的に他者が分かりやすいように描けているか
絵のいわゆる「上手い・下手」ではなく、ぱっと見で、提案しているアイディアが理解できるか、という基準で、アイディアスケッチの絵や説明文を評価する
投票数が多く集まったものと、講師(島影と弦間先生)が善いと思ったものについて、描いた人に簡単にアイディアについてと描き方の工夫に関して発表してもらい、講師からも講評を共有する
アイディアスケッチワークショップ2nd
鑑賞, 投票, 講評を踏まえて、2ndラウンドめのアイディアスケッチのセッションをする
過去の学生の事例を見せつつ、改めて描き方のポイントやアイディアスケッチの意味(意義)を共有する
今回、既にアイディアスケッチを一枚描ききることができたひとが「先生」となって、描くことが難しかったひとの相談にのってもらい、サポーターに回っていただく
グループ内に誰も描ききることができたひとがいないところは、島影が入るかしようかと思いますが、また状況をみて検討します
10min、描いてきたアイディアスケッチあるいは描こうとしているアイディアをグループ内で共有
アイディアスケッチを描ききったひとは、アイディアを改めて紹介しつつ、どういうことを意識して(どんな工夫をして)アイディアスケッチを描いたかも言語化して共有してください
描くことが難しかったひとは、これから描こうとしているアイディアを共有したり、描くにあたっての課題を相談したりしてください
15min、もくもくとアイディアスケッチ
まだアイディアスケッチを描けていない人が主役です、既にアイディアスケッチを描ききったひとは、これから描こうとしている人のサポートをしてください
10min、グループ内でアイディアをシェア
ビジュアル言語でのサービスデザイン
比較
nコママンガメソッドで検証できること
ユーザーのストーリーは明確か
明確じゃないと物語が破綻して成立しない
そもそも読み物としておもしろいか
読んでいて「おもしろい」と思うということは、そのアイディア(ユーザーの設定や、そのユーザーが体験するサービス)になんらかの新しさや意外性があるからであり、おもしろくないばあいは、「正しさ」はあるが、新しさや意外性に欠ける
漸進的に発展させていく場合は...
企画書⤵
nコママンガ⤵
ビデオプロトタイプ⤵
LARP⤵
プロトタイプ(簡易的・限定的にでも体験できるものをつくる)⤵
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事前に本ページを共有されて、ご興味を持っていただけた方は以下をぜひ眺めてみてください
自身の主なプロジェクトをここにまとめてます
島影の生を振り返る走馬灯的な短編映像がいくつかあります