攻殻機動隊
劇場版アニメ
1995年11月18日公開。監督は押井守。漫画第1巻を基に制作され、原作中でも描かれた点であるが、人間の記憶や人格が肉体を離れて外部記憶媒体へ移動などしても、それは同一であるのか、といった点がクローズアップされている。日本での劇場公開時の観客動員数は12万人だったが、アメリカの『ビルボード』誌(1996年8月24日付)ではビデオ週間売り上げ第1位を記録するなど海外で高い評価を受けた後に、日本国内でも高く評価する人やメディアが増えた、という経緯がある。 2004年3月6日公開。劇場版第1作の続編であるが、内容は前作のように漫画第2巻『MANMACHINE INTERFACE』を基にしているわけではなく、漫画第1巻の第6話「ROBOT RONDO」を下地にしたオリジナル展開であり、草薙素子が(同位体を含めて)ほとんど登場せず、バトーを中心としたストーリーになっている。 2008年7月12日公開。監督は押井守。劇場版第1作の全カットを完全リニューアルした21世紀版攻殻機動隊とも言える作品。人形使い役として、新たに榊原良子が起用された。 2011年3月26日公開。監督は神山健治。テレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(S.A.C.)シリーズの3作目『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』を3D劇場版『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』として全国公開。観客が電脳化体験できる新感覚3D立体視作品として、全カットをフルグレーディングし、オープニングも完全新作作画となっている。また、タイトルデザインもS.A.C.第1シリーズを踏襲した大文字表記のものに変更されている。 2013年1月16日に公式サイトが開設され、同年2月12日に製作発表会が行われた。2013年から2014年にかけて4部方式で公開された。公安9課の設立及びメンバーの合流、ならびに当時草薙素子が所属していた陸軍機密部隊「501機関」に焦点をあてたものとなっており、総監督及びキャラクターデザインを黄瀬和哉が、シリーズ構成および脚本を冲方丁が務めた。劇場版『GHOST IN THE SHELL』から続いてきた声優陣は一新され、過去に幼少姿の素子役を演じた坂本真綾が本作の素子役として抜擢された。本作は士郎正宗の原作、押井守の劇場版、神山健治のS.A.C.に続く「第四の攻殻」と位置づけられている。本作の再編集版、および新作2話が『攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』として、2015年4月から6月にTV放映された。 2015年6月20日公開。総監督は黄瀬和哉。『攻殻機動隊 ARISE』のその後を描く。草薙素子の出生の秘密や、攻殻機動隊の起源が明かされる。 2021年11月12日公開
2023年11月23日公開
テレビアニメ
2002年10月1日 - 2003年11月30日(全26話)
第一シリーズ。2002年10月からパーフェクト・チョイス(ペイ・パー・ビュー形式)で放送され、2004年には日本テレビ系列数局で放送された。主に「笑い男事件」を扱っている。他、2010年代前半頃よりファミリー劇場において、4:3映像(SD)を上下カット処理をして16:9サイズ化し、更に画素変換(約34万画素→約210万画素)アップコンバートを施し、HD映像化されている。
2004年1月 - 2005年1月(全26話)
第二シリーズ。新たに押井守をストーリーコンセプトに迎えて制作、2004年1月からパーフェクト・チョイスで放送され、2005年には日本テレビ系列数局で放送された。主に「個別の11人事件」とそれに続く「出島事件」を扱っている。尚、ファミリー劇場におけるHD映像化放送では、前シリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』と同じ措置が採られている。
シリーズ初の長編作品。2006年9月にOVAに先駆けてパーフェクト・チョイスで放送。また、2011年には前述の3D劇場版が全国公開されている。『2nd GIG』から2年後の話で、草薙素子は公安9課を離れて独自の行動をとっており、組織を拡大した9課はトグサが隊長を務めている。「人形使い」を連想させる新たなゴーストハッカー「傀儡廻(くぐつまわし)」が登場する。 2015年放送。「第四の攻殻」である、『攻殻機動隊 ARISE』を、シリーズ構成の冲方丁による初期案に基づき、前後編に再編集してTVアニメ化。『攻殻機動隊 新劇場版』に繋がる新規エピソードが、新たに2話追加されている。 2026年、関西テレビ・フジテレビ系列『火アニバル!!』枠にて放送。
アニメーション制作はサイエンスSARU。監督はモコちゃん。シリーズ構成と脚本はSF作家の円城塔。キャラクターデザインおよび総作画監督は半田修平。 VODアニメ
2020年にNetflixで全世界独占配信されたシリーズ初のフル3DCGアニメーション作品。S.A.C.シリーズを手掛けた神山健治と映画『APPLESEED』を手掛けた荒牧伸志のダブル監督で制作、キャラクターデザインはロシア出身のイラストレーター、イリヤ・クブシノブが担当。