成瀬は天下を取りにいく
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書名:成瀬は天下を取りに行く
形態:単行本
感想:
本屋大賞受賞作ということで大きな期待を持って読み始めたが正直、序盤は期待ほどではないと感じた。しかし「ゼゼカラ」のエピソードあたりから面白さが増し、作品の楽しみ方が分かってきた。
この作品は最初から最後まで滋賀県大津市を舞台にした日常が描かれ、天地がひっくり返るような劇的な事件や、息をのむような大どんでん返しがあるわけではない。けれど、それでいい。いや、それがいいのだ。日常の中にあるちょっとした出来事や、登場人物たちの心の機微が丁寧に描かれており、それが不思議な心地よさを生み出している。「むちゃくちゃ面白い!」と手放しで絶賛するのとは少し違うかもしれないが、主人公・成瀬あかりの自信に満ちた迷いのない行動が清々しく、魅力的だ。
当初の期待とは少し違ったが、読み終えた後は爽やかな気持ちになり、成瀬の生き様に触れて元気をもらえた。読んで良かったと思える一冊だった。
読書メモ:
前から気になっていた本。文庫本になるのを待ちきれなかった。
最初の話を読み終えたが、本屋大賞を取るほど面白いとは感じなかった。 後から旨みが出てくるのだろうか?
ゼゼカラの話は面白かった。
なんかこの本の読み方がわかってきたかも。
本屋大賞とか世間の評判とか、期待しすぎてたのかもしれない。
徹底的に滋賀小説だなぁ。
高校生になってから さらに面白くなってきた。
天地がひっくり返るような出来事はないけど、それでいい。それがいい。
むちゃくちゃ面白いってわけじゃないけど、読んでて気持ち良くなれる物語だった。
成瀬の自信満々というか、迷いのない行動が清々しい。
やっと文庫化するらしい。
文庫版にはおまけの話がついているらしい。
そして森見登美彦が文庫版の解説を書いているらしい。