鉄朗のネジ問題
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独立性と自律性を高めた結果、無味乾燥な業務にまで分割されたら、それは果たして業務を行う当人は幸せでしょうか。具体例としては過度なマイクロサービス化はエンジニアのモチベーションを奪いかねないといったことです。
これを私は「銀河鉄道999」からあやかって「鉄郎のネジ問題」と呼んでいます。色々考慮して行き着いた先が、無味乾燥で代替可能なパーツになることだとしたら笑えない話です。それが本当にあなたの欲しかった完全無欠な機械の体なのですか?という話です。
チームを分割するにしても、チームメンバーが創造性が発揮できてバリューストリームへの接続を意識できるレベルにとどめ置くべきでしょう。
「鉄郎のネジ問題」って言葉をたまに使うんだけど、努力して行き着いた先が代替可能なパーツになることだった、というのすごく皮肉な話で999は最高だし、ソフトウェアエンジニアもその道に進まないように気をつけないといけないと思っている。業界的にも。