悪い点を指摘するのは簡単
どこまで組織の力になれているかは分からないが、そういう判断は
選手を定期的に見ていないとできない。そこには責任が伴う。自分にとって貴重な経験をしている。 「指導する立場となって感じるのは、悪い点を指摘するのは簡単だということ。
打撃を見ればすぐ気付くし『こうすればいいのに』と言える。
でも指摘されてそれを直すすべを選手が持っているかと言ったら、持っている選手は
ほとんどいない。変わる必要性を選手にどう気付かせ、納得させて改善するか。
コーチが見て良くなったと評価できる形で、かつ選手自身の感覚でもいいと思えるものを
導き出さなければいけない。指導するうえで一番難しい部分だ。