お金は川のように流れていて、その流れを引き込む作業がビジネス
#経済
お金の価値が定量的から定性的に。繋がりを作るための副次的なツールである。 | 杉原 淳一 × 深井 龍之介|株式会社COTEN
でも最近は「僕たちが世界にとって良いことをしていたらお金は集まるし、自分たちのためだけに何かしても集まらない」という当たり前のことが起こるだけだな、という感覚になっています。世界について良いことをしっかりやり続けたら、世界に生かされるだろうな、と。
杉原:抽象度をあげると、お金は川のように流れていて、その流れを引き込む作業がビジネスだと感じています。土を掘って、自分のところに川の流れを引き込む。その水の流量がすなわち売上などの総量であるイメージです。ちまちま飲んだり、過剰に溜めたり、先を考えず労費しないで、適切に人間関係や事業の構築に活用していく。
深井:そうですね。そしてその引き込んだ川をどこに流すのかが、すごく大事なんだと思います。その人にお金を持たせたら何に使ってくれるかが、お金が集まるかどうかのポイントになっている。当たり前のことなんですけど。「自分のために頑張ります」と言ってお金が集まっている例も、資本主義だからいっぱいあります。でもそうじゃないお金の集め方が出てきた。ここ数年で世界が変わってきたと感じています。
杉原:そういったお金の活用法が広まって、様々な企業と繋がって、大きな川の流れが確立できたら安心して事業に向かい合えますよね。
ビジネスって定量的な正誤判断がされやすいじゃないですか。儲かってるのか、利益がどうで、とか。COTENさんは今新しい判断基軸を作ろうとしているから、ステークホルダーに理解してもらうことも大事だと思います。
ビジネスは定量的な正誤判断がされやすい
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定性的
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