StateとStatusの使い分け
「Stateはより様々な状態を表せるが、Statusは物体(Object)では使用されない。 もし使うのであれば、その変形や移動の進捗、距離において使う。 Stateは時間に関係せず、Status時間に関係する。 Stateは 「今何をしているか」であり、Statusは「調子はどうか」である。」
stateは状況、statusは状態
「データの更新状況をユーザーに表示する」ことに使うのであれば、「Status」と名付けても問題ないと思います。
(ステータスバーのように。また、ユーザーはそれをみて自ら次のアクションがとれます。例えば更新中なら終わるまで待つ。更新前なら更新ボタンを押す。つまりこれらの状態は、何らかのアクションの結果でもあります。また時間が経てば、状態は「更新前」に戻るかもしれません。)
一方そのデータ型を「処理の分岐や管理、監視する」ために使用するのであれば、Stateと名付けたほうがしっくり来るかと思います。
(画面表示時に、データが更新中ならば、ローディングを表示する。完了後にローディングを取り除き、画面を更新して表示するようにする。またこれらの状態は、何らかの変更によって状態が遷移します。しかし時間によって状態が変わることはありません。)
state: オブジェクトに内在し、そのオブジェクトの振る舞いを規定する。
status: オブジェクトの利用者のためのセマンティックな情報。
https://scrapbox.io/files/65481accb9da43001bc091e2.png
関連
---