Webエンジニアになって半年経過したので振り返りました
2021/05/29(土)
以前にこんなブログを書きました。
就職して半年経過したので、この記事で振り返ります。
結論からいうと、毎日ヒーヒー言いながらなんとか生きています。
Who am I ?
2020年9月 フィヨルドブートキャンプを卒業
2020年12月 Webエンジニアとして生を授かる
転職時 32歳
それまでWeb業界にはいたがエンジニア職は未経験
前職は商品企画やWebマーケティング、営業など
既婚、2児の父
大阪在住
どんな仕事をしているの?
自社サービスを運営する東京の会社に入社しました。
Railsを使ってバックエンドの開発をしています。
最近はフロントも触り始めました。
どんなふうに仕事をしているの?
フルリモートワークです。面接時はCTOや社長に会いましたが、開発メンバーにはまだ会っていません。新型コロナウイルス感染症による影響が大きいです。
フルフレックスなので何時に仕事をしてもOKなのですが、だいたい8時30分〜9時くらいに仕事を始めて、18時前後に終えます。
フルリモートワークのメリットは?
自分のタイミングで仕事を開始・終了できる
好きな音楽を聞ける
詰まったら散歩にすぐ行ける
通勤で消耗しないのは最高
そもそも会社が東京で僕は大阪なので通勤不可能
休憩中には子どものお世話や家事もできる
タイピング音で同僚に迷惑をかけることがない
HHKBをバコバコ打ってるので…
小さい子ども2人(4歳児と11ヶ月児)がいるため、自分の生活にフルリモートワークはとても合っています。
フルリモートワークのデメリットは?
子ども2人が書斎に入ってきてワーワー騒ぐ
仏の心を身につける修行だと思って対応してます
オフィス環境を自分で作る必要がある
安い椅子で我慢して開発していたら腰が壊れそうになったので、7万円のワーキングチェアを買いました
外部ディスプレイも新調しました
電気代が増える
1日最低8時間はPCつけっぱなし
書斎のエアコンをつける時間も長くなる
正直ちょっとつらい
いったん集中が切れたらズルズルいきがち
仕事ズルズルやりがち
同僚との雑談がしにくい
物理オフィスは仕事をする最高の環境を用意してくれていたんだなーと再認識しました。
あと、もし自分が一人暮らしだったらかなり寂しいだろうなと思います。
自分はフルリモートワークのほうが圧倒的に好きですし向いています。
しんどい点は?
1ヶ月くらいPRが通らなかったとき
RSpecが書けないとき
もうマジでわけわからん\(^o^)/ってなったとき
幸い、人間関係では困っていません。
が、技術関連では毎日困っています。ていうかこれ、困らなくなる日は来ないですよね…?
最初の頃は自分が書いたコードのほとんどを修正指摘され続けたことがあって、けっこうしんどかったです。
もちろん、誰のせいでもなく自分の技術力不足なだけですが、「自分、向いてないのか?」とかマイナスに考えちゃったこともありました。
卒業してもハマることはしょっちゅうです。
とはいえ、フィヨルドブートキャンプでlsコマンドが書けなくて詰まりまくってるときが1番しんどかったです。VPSにDebian入れて、nginxの設定してcapistranoでデプロイフローを作ったときも地獄でした。フィヨルドブートキャンプではたくさん詰まる経験をして鍛えられました。
ちなみに、開発メンバーと毎日Zoomをつなぐ時間があるので、そこで技術的な相談ができてかなり助けられています。
半年での学び
前に進めなくなってしまった場合、以下のことを考えるのが重要だと感じました。
そもそもここでは何を実現したいのか
そもそも自分は何がわかっていないのか
このタスクではそもそもどんなことができたらいいのか。かっこつけて言うと「Issueから始めよ」という感じです。最終的にはどうなればいいのか?という目的をしっかり捉えないといけないなーと思います。
また、自分がわかっていないことを明確にすることも重要だと思いました。デカルト的に言うと「難問は分割せよ」です(デカルト全然知らんけど)。
「自分が具体的にどの部分を理解していないから、前に進めなくなっているのか?」を考えると、前に進めることが増えた気がしています。
今後の課題
すべてが課題です。まだまだ初心者。
RubyやRailsに限らず、RESTやSQL、DB設計など基礎的な部分もまだまだ未熟です。今はRESTを復習しています。
デバッグの引き出しも増やしたいです。
自分はまだRubyMineでのデバッグやbinding.pryを表面上でしか使えてないので…。
また、今後はフロントも触るのでReactやTypeScriptを勉強する必要があります。
学ぶべきことはたくさんありますが、1つ1つやって楽しみたいと思っています。
仕事時間以外でのキャッチアップは必要か?
自分には必要です。仕事の前後ではいろいろ勉強してます。お勉強は子どもの頃から嫌いではないので、苦ではありません。
2021年1月にHirakata.rbというRubyコミュニティを立ち上げました。毎週土曜日の午前中に開催してワイワイガヤガヤしながらみんなで勉強してます。
自分は30歳を過ぎてエンジニアになったので、たぶん危機感は強いです。正直焦ってます。とはいえ決してネガティブになっておらず、プロセスを健康に楽しめています。
こう書くとめっちゃ勉強してるように見えますが、ほどほどにバランスを保っています。心が健康で、長く続けることのほうが大事だと思いますし、かわいい子どもたちとの時間も大切なので!
感想
仕事には少し慣れてきたものの、そのぶんわからないことも毎日増えます。とはいえ半年もこんな感じなのでさすがに慣れました。焦らず、今わからないことを1つ1つ片付けていくしかないなーと思います。
あと、「あれもこれもやらない」というのを最近意識し始めました。
1つのことを調べると、「お、こんな設計手法もあるのか」「こんなメソッドもあるのか」みたいに無限に増えていって時間が溶ける、みたいなことがしょっちゅうあったので。
今現在解決したい課題への対処法がわかればいいと思い始めました。
「未経験から半年で年収1000万Webエンジニア」になれた?
なれるわけねーだろ!
というわけで、毎日ヒーヒー言っていますが、チームメンバーのおかげでなんとかやれています。
1年経過したらまた振り返りたいと思います。