すべての疲労は脳が原因
書籍「すべての疲労は脳が原因」メモ
疲労を感じているとき、人間は
飽きる
疲れる(効率が落ちる)
眠くなる
飽きた時点で小休憩を入れるか、他のことをする。
眠いときは寝る。
飽きたと思ったらすぐさま休む。20分やって5分休憩するのと、2時間やって30分休むのとでは後者のほうが疲労度が高い。30分休んでも休憩が不足している。
飽きがくるのを前提に計画を立ておき、飽きを感じる前に休憩して別の作業に取り掛かる。
A(20分)
5分休憩
B(20分)
5分休憩
休むときは立ち上がってストレッチをしたり血流を良くする。
昼寝の方法:
昼寝は15時まで。長くても30分まで。
寝るときは右側を下にして、横向きに寝る
呼吸がしやすくなり、いびきが減る
胃の出口が下になるので、消化吸収が進む。
食事:
鶏むね肉は疲労を取るイミダペプチドが入っている
鶏むね肉100gに1200mgほどのイミダペプチドが配合されている
しかし、そのうち吸収できるのは200mgほど
イミダペプチドには強い抗酸化作用がある
イミダペプチドの疲労軽減効果を感じるには200mg摂取すればオッケー
コンビニのサラダチキンでもいいが、自分で調理したもののほうが余計な添加物が入らない
煮たり茹でたりすると汁にイミダペプチドが溶け込むので、煮汁はスープなどに使ったほうがよい(イミダペプチドは水溶性)
鶏むね肉に飽きたら豚ロース(120g)やカツオ(150g)もよい。
気温:
真夏日や熱帯夜などはクーラーをつけて寝る。
25〜27度で。
真夏に室温28度設定は間違い!25度前後に保つ。
室温28度以上は環境省が熱中症リスクを高める警戒温度としている
特に高齢者は体温が上がっていることに体が気づきにくく、熱中症になりやすい。高齢者ほど扇風機を使って我慢してしまう。
28度と25度の部屋でそれぞれ8時間作業をしたとき、後者のほうが15%も生産性が高い。
ただ、男性と女性では温度を感じる感覚が異なり、女性のほうが一般的に寒がり。なのでカーテンなどで区切って女性が寒くなりすぎないようにする。
お風呂の入り方:
疲労を取るお風呂の入り方
38〜40度くらいのぬるま湯で、みぞおちまで浸かる半身浴を10分以内で。汗が流れない程度に。
熱いと体に疲労が蓄積する。銭湯でサウナ→水風呂を交互にやるのもダメ。
マイナスイオンは嘘:
「マイナスイオン」なるものが健康面に作用することを示した医学論文は存在しない。
紫外線:
紫外線が目から入ると疲労するのでサングラスをつける
99%紫外線カットして、目の周りにフィットするマラソンランナーがつけてるようなスポーツサングラスを選ぶ
レンズの色が濃ければいいわけではないので注意すること。
皮膚が紫外線を受けると大量の活性酸素が発生して疲労する。
男性でも夏は長袖、日焼け止め、日傘、などを使って紫外線対策をする。サングラスはもちろん。
日焼け止めは顔、首、腕など露出部分に塗る。
曇った日でも紫外線は降り注いでいる
紫外線の中には建物を透過するもの(UVA)もあるので、カーテンやブラインドは紫外線カット効果のあるものを選ぶ
疲労回復には温泉よりもキャンプ場で森林浴をしたほうがいい
クエン酸はエネルギー効率を高めて疲れを少なくする
いわし、サバにはコエンザイムQ10、オメガ3が含まれている
サバ缶でもOK
りんごに含まれるリンゴポリフェノールに抗酸化作用がある
クエン酸も同時にとれる
ビタミンA、C、Eにも抗酸化作用がある
抗酸化作用にもっとも効果があるのはイミダペプチド。
イミダペプチドは直接脳内で働くため。
ポリフェノールは体全身で抗酸化作用を発するため、脳に到達するまえに他の部位で使われてしまい、脳には少ない量しか到達しない。
汗をかいたらスポーツドリンクで水分補給をする
ナトリウムなどの電解質が入っているため
水だけではだめ。
→子どもたちのドリンクもスポーツドリンクを選ぶ。(夏場の公園など)