Ruby基礎編
Rubyで使用するコマンド一覧
※使用にはRubyの環境が構築される必要がある。
ruby ファイル名 Rubyファイルの実行
標準出力(pythonでいうprint的なやつ)
puts "hoge" hogeの文字列がコンソールに出力される。
puts hoge hogeという変数内の値が出力される。
変数について
Rubyはpythonと同様に動的型付け言語である。(型宣言をする必要がない)
例)instructor = "kaikai"
データ構造は「文字列」、「数値」、「配列」、「ハッシュ」の4つ存在する。
文字列
文字列「`」(シングルクォート)もしくは「"」(ダブルクォート)で宣言する。
+演算子を用いる事によって文字列同士の連結も可能
例)
code:ruby
instructor = "kaikai"
puts "hello "+instructor+"!"
hello kaikai!
また、「"」では式を展開することが出来る。
code:ruby
instructor = "kaikai"
puts hello #{instructor}!
hello kaikai!
数値
動的型付け言語なので、整数の場合はnum=10で小数はnum=10.0という感じに宣言する。
演算を行う際はどちらか片方が小数の時は自動で小数に型変換されて、演算が行われる。
型変換に関しては以下の表を参照
table:型変換
例 効果
"string".to_i 文字列から整数に型変換
"string".to_f 文字列から小数に型変換
10.to_f 整数から小数に型変換
10.to_s 数値から文字列に型変換
※文字列の変換で数値に変換できない時は「0」になる。
配列
code:ruby
cat
配列内に要素を追加したい時は以下のようにpushメソッドを使用する。
例)
code:ruby
animals.push("rabbit")
puts animals
animals << "pig"
puts animals
ハッシュ
キーを使って纏めて管理をする
例)
colors={green:"緑",red:"赤"}
ハッシュは配列の添え字部分をシンボルや文字列で任意に指定する事が出来る。
code:ruby
colors={green:"緑",red:"赤"}
緑
nil
puts colors
{green:"緑",red:"赤",blue:"青"}
colors.delete(:red)
puts colors
{green:"緑",blue:"青"}
ループに関して
while文とfor文がある
code:ruby
x=4
while x>=1#条件を満たす限り実行
puts x
x=x-1
end
for i in 1..4 do
puts i
end
配列に対して使用するfor文はeachメゾットという
code:ruby
animals.each do |animal|
puts animal
end
条件分岐に関して
if文とunless文の2つがある。
if文
code:ruby
x=4
if x==0
puts "zero"
elsif x%2 ==0
puts "even"
else
puts "odd"
end
>even
unless文
条件式が偽の時に実行する処理
code:ruby
x=4
unless x==0
puts "non zero"
else
puts "zero"
end
>non zero
クラスとインスタンスについて
クラス 変数やメソッドが入る設計図
インスタンス そのクラスから生成されたオブジェクト
code:ruby
class Instructor
def initialize(name,course)
@name = name
@course=course
end
end
変数の定義
code:ruby
kaikai=Instructor.new("かいかい","webサービス")#引数
puts kaikai.name#nameに該当するものが取り出される
かいかい
code:ruby
class Instructor
‥
def answer(student)
puts "#{student}の質問に答える"
end
end
メソッドの定義
code:ruby
kaikai=Instructor.new("かいかい","webサービス")#引数
kaikai.answer("こんけん")#answerが実行
こんけんの質問に答える
table:命名規則
クラス UpperCamelCase
モジュール UpperCamelCase
メソッド snake_case
変数 snake_case
定数 SNAKE_WITH_UPPERCASE
配列について
配列の生成はarray = ["dog","cat","mouse"]みたいな感じで生成出来る。
配列の最後の要素を追加する際はarray.push("tiger")で追加出来る。
ターミナルでirbと打つと配列の動作を確認する事が出来る。