ThinkPad X40
IBM ThinkPad X40 2371-3EJ
2005年会社で支給されたモバイル PC。
X40 は長い間個人的ベストラップトップだった。PS/55 Note から12年の時を経て、子孫であるこのマシンに出会い、また IBM ファンに戻った (s30 というモバイルの名機があるけど、Libretto 愛用者だったので未体験)。
大容量バッテリを別途購入したので、開発で CPU 使っても3 - 4時間はバッテリーが持った。トラックポイントと打ちやすいキーボードでモバイル時の操作性は非常に良好。Windows キーがないので無変換キーを割り当て。Ctrl キー や ESC キーがちょっといやな位置にあるので、CapsLock や漢字キーを割り当てて使っていた。
TrackPoint 用のゴムが激しい使用で磨耗しやすいので秋葉原の PS/PLAZA でまとめ買いしてた。
Visual Studio 6.0、Visual Studio 2005、Eclipse などを入れてモバイル開発機として活躍。Visual Studio 2005 でようやく .NET Framework が業務で使い物になるようになった。X40 を常駐先にも持ち込み1年ぐらいは .NET での開発に利用してた。
coLinux で Debian GNU Linux 3.1 を動作させ開発環境を構築。
やっとモバイルで開発環境を持ち歩けるようになった。出勤途中にコーヒーショップでコード書いたりしてた。
メモリは最初 512MB だったが、さすがに Visual Studio 2005 以降は 2枚目の 256MB メモリを外して 1GB のメモリと差し替えてしのいでいた。
XGA だったが、ClearType とかメイリオのおかげでかなり視認性も高くなってきた。
小さいので外部ディスプレイにつなぎ PC スタンドに立てて使うスタイルが定着した。
ThinkPad には落下時の衝撃で HDD のデータ消失を防止するために急激な傾き変化発生時にハードディスクのヘッドを保護する機構があり、このための傾きセンサーが搭載されていた。傾きセンサーからデータを取得するハックが流行った。
2007年11月に HDD が故障。X40 の代替機はなく手放したくなかったが、会社のPC交換方針に従いさよならした。
table:Spec
CPU Pentium M 1GHz
Memory PC2700 DDR SDRAM 256MB + 1024MB
Storage HDD 40GB 4200 rpm
Graphics Intel855GME 64MB
I/F RGB, USB 2.0×2, LAN 1000BASE, IEEE802.11g, Modem, TYPEII PC Card Slot, SD Card Slot
OS Windows XP Professional Edition SP2