仮想マシン環境の比較
いくつかの仮想マシン環境(仮想環境)がありますのでそれを比較してみたい。各仮想環境についての詳細は検索するなどして調べてください。
table:仮想環境の比較
ソフトウェア名 対応OS 料金 フル仮想化 環境導入 Linux導入 演習2 将来役に立つ度
WSL2 Win 無料 △ ◎ ◎ △ ◯
Docker Win/Mac 無料 × ◯ △ △ ◎
VirtualBox Win/Mac (Intel) 無料 ◯ ◯ △ ◎ △
VMware Player Win/Mac (Intel) 無料 ◯ ◯ ◯ ◎ △
Parallels Desktop Win/Mac 有料 ◯ ◯ ◯ ◎ △
UTM Mac 無料 ◯ △ △ △ △
QEMU Win/Mac 無料 ◯ △ △ △ △
ちなみに大学のPCに導入されている仮想マシン環境は「VirtualBox」です。
フル仮想化:PCの全ての機能を仮想化しているかどうかです。特にGPU周りの仮想化をしているかどうかによって,GUIが使えるかどうか変わってきます。簡単にいうと「フル仮想化」が × の場合はGUIを簡単には使えないと思った方が良いです。
環境導入:仮想マシン環境そのものの導入の容易さを表します。
Linux導入:仮想マシン環境にLinuxを導入する時の容易さを表します。
演習2:仮想マシン環境にLinuxを導入したうえで,演習2のやりやすさを表しています。VMware PlayerやVirtualBox,Parallels Desktopの場合はLinuxで作成したファイルをWindowsやMacのホストマシンにドラッグ&ドロップでコピーできるので,演習で作成した課題をWindows/Macで提出したい場合はやりやすいでしょう。
将来役に立つ度:そのままです。