人称性を漂白
だれ発の言葉なのかが漂白される
匿名制には2種類ある。だれ発の言葉なのかが——
1. 一定のケース
俗にハンドルネーム制。
実名がハンドルネームに代わった。
別のコミュニティで、別のハンドルネームを名乗ることは可能。
2. 毎度変化するケース
人称性が漂白され純粋な内容が前景化しやすい(長文ほどハビトゥスが露わにはなることは免れないだろうが)
メッセージの意味が細分化され続ける
Twitter微分論のような話
付箋に書かれたこと
という建前
だいたい内容や筆跡でわかってしまう
オンライン環境ならそうはならない
テクノロジーによる属人性の漂白
ホワイトボードに書かれたことも
書く者に、何を書くかどう書くかが委ねられる
非決定権力があるということ
だから書くんならその場の全員が書ける環境でないと公平とはいえない
書き手 author は、権威 authority
大企業は、
互いを知れないほどの数の従業員が所属しているから
人称性を漂白しやすい
ダンバー数超えは顔をポジティブに消す