カイヨワの遊び4分類
人類の遊びを四象限に配置した
人間の意志が介在するかしないか
ルールが存在するかしないか
https://gyazo.com/f1abb20f7efc76a77ee5c09ada3184ae src. 1. 自由(自発性)
3. 実生活の利害と無関係(それ自体の楽しみ)
4. 時間的・空間的に分離
5. 特定のルールの支配
6. 緊張と歓喜の感情
それまで、遊びは「何かに役立つから」という実用主義的な側面からか、「人の本能だから」という側面からかしか捉えられていなかった いずれも不真面目なものと捉えられていた。
カイヨワによるホイジンガ遊び理論への批判
1. 遊びの自由を強調し過ぎたため、遊びの6つの特徴と遊びの機能との関係考察が不可能になった
2. 遊びやその面白さの非論理性を強調する結果、「なぜ面白いか?」と6つの特徴との関係を分析されなくなった
遊びの実質的な定義として「実生活外の虚構」として、遊び(虚構)と真面目(実生活)の二項対立が再導入されてしまった この批判の上で、先の4分類が発表された。
A. ルールの要素の強いのは
B. 何かの代わりのことをしているという虚構性の意識が強いのは模擬の遊びに限られ、
それ以外の遊びには虚構性が見出せないこと、
C. 賭けごとなどといった運の遊びは
実生活の利害と無関係とは言えないこと、を指摘した。
カイヨワの4分類にあてはまらない遊び
人間の基本的活動(食事、会話、装い、買い物等)
美的で創造的な遊び(広い意味での芸術一般)
眩暈的でない感覚の遊び