反応や相槌が返らずともめげずに伝え続けられる
そういうスキルが必要な時代だと思います
これが次世代のファシリテーター
抑揚もクイズもアイスブレイクもグループワークもなく、
聞き手は
つまらないと思っているかもしれないし、
こいつ話長ぇなと嫌い始めているかもしれない
そういう不安に伝え手が耐えられなくなったら確認行為が起こる 言語的な「ここまでいいですか?」「ついてきてますか?」みたいな問いかけだけとも限らず、非言語的な「相手がうなづくまで間をとって待つ」というはたらきかけもありえます
この類の不安を
みたいなものが、いまのビジネスパーソンには新たに求められています
実際にオンライン環境ではないのだとしても
反応や相槌が返らない状況が変ではない、そういう規範ができた 特に10代, 20代
これは世界的な傾向かもしれません
それはZoomで相手の話を一方的に大勢の参加者と一緒に聞いているとき
テン年代から、聞き手に反応を要請しないUIの傾向はあったとは思うが、 コロナ禍が社会の当たり前の具合を逆転させた
オンライン環境の作法が日常とスルリと一体化した
聞き手はいつでも離脱できる
そういう自由があっていい
つまらなかったらむしろ離脱したらいい
片手間に聞けばいい
聞きながら料理をしたり掃除をすればいい
AirPodsとかのBluetoothイヤホンで実現できる
もし心の底から相手に寄り添いたいと思ったときは精一杯その態度をその聞き手なりのやり方で伝え手を気遣えばよい
むしろした方がいいまである
「今日はワークショップですから。」「ビデオONをお願いしています。」「ビデオ通話ですからリアクションはオーバー目にお願いします。そういうルールなので守ってください。」 参加者「なぜ?」
ねらいが不明。参加者には同意するかを熟考する時間が少ない。 理由が明確でないことにすぐ同意する必要はないはずです。
むしろそのように自分は振る舞っていいのか保留して熟慮したい 案内文に書かれていたら、申し込み即ち同意となるから参加意欲が自分は下がるterang.icon 積極的なふうな参加を、どんな内容だろうと最初から約束できる人だけが、参加してください
というメッセージ
内職させないとか
寝させないとか
賑わっているように見せたいとか
これらはホスト側の都合であって、参加者にはそのように振る舞う理由や動機はありません
あった方が参加者にとってよいと思われるのならばホストはそれを明示して同意をもらう必要があります。
そういえば
昔(コロナ前)、いろいろな業種の企業で新入社員研修をやらせてもらっていたころは、 「オーバーでも演技でも自分のキャラと違ってもなんでもいいから 『反応を返すこと』が新人にできる仕事の一つだと実感している」をタネとしたワークをよくやっていましたterang.icon オンライン環境は大勢の参加者を許容する
素晴らしいterang.icon*2
参加者が大勢であればあるほど、
反応しやすさ、可能反応量は下がっていく
1. リアル対面
2. ビデオ通話環境
3. 電話(音声のみ)
4. テキスト
5. テレビのリモコンの4色のボタン
大勢の参加をケアしようとすると、反応をプアにしかできない環境にするしかなくなる みんな各々の姿勢で、格好で、顔で、この瞬間にきっと参加している/していた(はず) リスナーから反応がある
radikoのタイムフリー機能が2016年9月に登場して少しアジール感が減じた気がする 相手が何を考えているかすぐはわかり難い無反応なカメラだけがこちらを向いていても よかれと感じることをホストは伝え続けられるスキルを磨かねばならないのだろう
いまここを超えたインタラクションを期待できるとも言えるし、大衆操作しやすくなっているともいえる もう1つの道は
読み手は、傾聴の態度で著者の言に触れる必要がありません
わからなければ一旦本を閉じ、気が向いたらまた続きに耳を傾ければよい
どこからでも読んでいいと謳う幕の内弁当のような本は別だけども つまらない、わからない、離脱したいを保留してその居心地の悪さにとどまり、長い時間を通して初めて味わえる知識に触れる
役に立つ/一見役に立ちそうなことを保留しないとわからないことがある たとえば金融の仕組みを理解するためには、掛け算を理解していないといけない。効率的な金儲けの仕方を暗記して記号論的な操作を実践することは、オレオレ詐欺と何が違うのだろう。 水平線.icon
(きっかけのツイート その1)
相手に頷きや相槌がなくても、めげずに話し続けられるスキルが必要な時代だ。自らの話し易さのためにこちらの身体を操ろうとするな。もっと言えば、抑揚もクイズもなく只々淡々とした話でも、内容からの興味を惹きつけられるくらいのコンテンツ力を身につけろ。グループワークなんかで誤魔化すな。
内職をさせないためにレトリックに溺れるのは体系的知識のない教員の授業に似ている。何か気の利いた問いを出して「学び合い」をさせていればよいのだ。さて他者の視線を気にせず内職できることがオンライン環境の良さでもある。講義内容と見ていたTLがリンクするセレンディピティもあるかもしれない。 (リッチ←)リアル-映像-音声-文字-ボタン(→プア)と可能反応量で並べるとリアルに近づくほど巻き込める限界人数が下がる。リアルで同時に話し合えるのは10人前後。大勢の参加を賄おうとすると反応をプアにしかできない環境を作るしかない。それはTV Showに近づく。丁度ラピュタのバルス祭りのように。 @RandySTakahashi: 期首の全社MTGで経営陣と社員のインタラクティブなコミュニケーションを実現したいと思い、匿名投稿ができるQ&Aフォームを利用。 全社員が集まる場で手を挙げて質問するのは勇気がいる。
Q&Aフォームの利用で質問数が増加し、それに経営陣が回答することで、全社方針への理解がより深まったかなと。
僕は、実名と匿名のテンション具合を模索している。顔を見せ大勢の前で発話することによる自己理解と相互成長は、ある。他方、顔を覆って儀礼や余計な想像を省く環境も当然有用だ。 20代以下対象ならともかく、笑いに代表される即時反応を意図した盛り上げ的な話や指示は時にEvilかと。 複雑であったり曖昧であったりすることほど、すぐ理解はできないし、最後まで聴ききる前に反応を返したくなる。例えばそれはニュートラルでない相槌であったり良かれと思っての質問であったり。それらを一旦無視して最後まで発し続けることも大切だし、反応したくなる自分を保留する態度も必要となる。
(きっかけのツイート その2)
ZOOMにテクニカルサポートが、メインの司会者とは別に必要だという話はよくわかるのだが、監視者が1人増えたようで居心地が悪い。縦に頷くのがちょいと疲れたので外の景色を見ていたらプライベートチャットで「大丈夫ですかー?」だって。うっせーなおい。話がつまんうわなにをするやめろおお 実はこのエピソードは少し脚色ありまして実際はプライベートチャットでなく、会の冒頭に全員の前で名指しで注意されました。主催者と私は知り合いだったので、まぁ戯れあい的なものですが、それを見ている初対面を含む他の30人位の方々にどう映ったことか、とザワザワ致しました😌 ハトterang.icon: 慣習はなかなか変わりませんね。5Gが間に合っていれば毛穴まで見える高精細通信でまた状況も変わったかもしれません。 ただフルにリッチな情報通信でなく貴社のように通話音声だけとかチャットだけみたいな方が、情報がいい感じに削がれてオンラインらしさを活かせると僕なんかは思うんですけどねー🤔
@JY_hrd_market: まぁ相手の感情が伝わりにくい時もありますが音声でも声のトーンや話す速度で読み解くことが出来ますね。五感の1つが研ぎ澄まされるように思います😆 そして聞こえてくる子供達の声笑 投影する資料に集中しやすいのもまた良いところです😊
ハトterang.icon: ありますねー。子どもたちの声も和みます😊 耳にだけ特化したコミュニケーション環境を強制的に作るのもありかもしれません。ラジオor電話の復興。そのうち筋肉の軋みや血流まで聞こえるようになるかも?笑
今後は声/文字/視覚情報どのチャネルにも対応できるように自らを磨かないとかもしれんですね。
本当に、また自分を磨く良いきっかけですね😊
ハトterang.icon: 自分で書いていて、これどこで出てきた言い回しだったかなぁと失念していたんですが、盲剣の魚沼宇水先生でしたね‼️ありがとうございます🤣 いやー懐かしいです✨こちらこそありがとうございました😊
ハトterang.icon: ごめん、ちょっとした愚痴だったんだ(。-ω-)ノ @nakari128: テクニカルサポートはテクニカルのサポートに徹してほしいですよね。(というか、そんなことあるんだという衝撃) ハトterang.icon: 怖かったっすヽ( ・∇・)ノドウカエソウカワクワクシタヨ