クリエイター4属性の検討
友人who.iconの以下内容の投稿が目に入りましたhttps://www.facebook.com/share/p/17kndwnGkt/。
クリエイターとは何?
という議論の時に、いつも持論で話すのが
このクリエイター4属性(4象限)
何かを創り出す人は、この4つの領域のどこかに軸足があって、ほかの3つの領域に裾野を広げている人が多いはず。
例えば自分はエンジニア出身のデザイナーとアーティスト寄り
あなたは何属性?
https://gyazo.com/ff434e9e5bd7143dd1ca6829c6960a8d
コメントterang.icon
先生!縦と横の両軸で、それぞれがなぜ対極に配置されるのかがわかりませんでした!
コメントwho.icon
本家の人きたー笑
そうなんだよねぇ、軸として対局に配置されるわけじゃないのだけど
4種類の属性って相互に類似してる性質があって、並べるとこうじゃね?というのは思っておって。
まず、terang.iconの頭に浮かんだ違和感を言葉にしてみる。
✂︎ to クリエイター4属性への違和感
広辞苑.iconを引いて、言葉の意味を確認する。
✂︎ to クリエイター
✂︎ to デザイナー
✂︎ to エンジニア
✂︎ to アーティスト
✂︎ to リサーチャー
「クリエイター」を広義に捉えるにあたって、アーレントの3つの活動で言うところの制作を連想したterang.icon
当初4象限は、すべてが対極ではないが、どこかに二極はある気がするterang.icon
✂︎ to クリエイター4象限に対極を探す
ここまでを一旦まとめると、
ARTISTは、自己の価値を動機に、「表現」という行為を為す人。
芸術的感興 from 「創作アーティスト#694f54060000000000568403」
DESIGNERは、外部からの要求を元に、「伝達」という行為を為す人。
伝達先もまた、自己の外側。
RESERCHERは、知的好奇心を出発点に、「理論の探究/解明」という行為を為す人。
ちょっと苦しいか? 外部からの要求が動機であるケースもありそうではある。
ENGINEERは、外部からの要求に基づいて、「機能の実装」という行為を為す人。
——と、マッピングできるのではなかろうか。
ここまでを読んだwho.iconさんよりコメントがありました。
おお、めっちゃ分析してくれているw
なるほど縦軸は内的、外的の欲求かー!
読んでいて感じたのは、書いてあったけどデザイナーとエンジニアは構築する仕事、アーティストとリサーチャーは分解する仕事なのかもしれないなぁと。
これは対局にならないかな。
あと横軸で「何を成すか」という話を見て思ったのは、
少なくともデザイナーとアーティストは、作り出したモノが人に見てもらうためって共通点で表現とか伝達って定義を使ったのかもと思った。
リサーチャーとエンジニアは作り出したものが理論や機能なので、人に向いていない。
横軸の「意味の再解釈 ⇔ 再現性の追求」は、すなわち“人間”を積極的に介在させるかさせないかに本質がある。
「表現・伝達」は、“善い”の話
時代や地域によって意味が移ろう。そこを捉えねばならない。
「理論・機能」は、“正しい”の話
時代や地域を超えて共通する真理や構造をを追い求めねばならない。
縦軸は、「分解の独創性 ⇔ 構築の有効性」と捉えると、「内的欲求由来 ⇔ 外部要求由来」軸と重なってきそう。
「分解 ⇔ 構築」に無理はないか?
リサーチャーやエンジニアは、「構築」だけでなく「分解」もするのではないか。
リーサーチャーは、例えば論文の構築するために先行研究や対象を徹底的に分解、分析する。
エンジニアは、例えば動くシステムを構築するために、要求仕様や技術的課題を、やはり分解する。
アーティストやデザイナーは、「分解」だけでなく「構築」もするのではないか。
アーティストは、新たな価値を提示する作品として、最終的には構築する。
デザイナーもまた、ユーザー・素材・環境など無数の要求や変数を分解してデザインする。
分解の“質”が異なるのではないか。
アーティストやリーサーチャーが行う「分解」は、この世界を新たな視点で切り取り直す「鋭さ」や「独創性」が価値の源泉。
それは彼/彼女らの、〈ホット〉な内的な欲求と分かち難く結びつく。
デザイナーやエンジニアが行う「分解」は、客観的な分析や分類
representationのエピステーメーのような。
これらは外部からの要求に応えるための「構築」を準備する、〈クール〉な手段。
構築の“評価基準”が異なるのではないか。
デザイナーやエンジニアが構築したものは、その有効性が外部(要求仕様、クライアント、市場など)によって評価される。
有効でないものは、たとえ作り手の内的な満足度が高くとも、彼/彼女はその役割を果たしたとは言い難い。
アーティストやリサーチャーの構築行為は、彼/彼女らの内的な探究の過程を、記録あるいは表現したものであって、その価値は必ずしも短期的な有効性(あるいは役に立つかどうか)や、外部からの要求を満たしているかどうかで測られるものではない。
このように捉えると、仕事の性質(分解/構築)は、動機の源泉(内的/外的)と同じ方を向いているように思われる。
内的な動機ゆえに、その現れとしての分解は、独創的になり、その構築は有効性や合理的性から自由になる。
cf. コンサマトリー
外的要求が基準だからこそ、その現れとしての分解は、客観的となり、その構築は構造を体現ないしは検証する。
cf. 構造主義
——というような性質があるように思う。