できるだけ合わせず、なるべくすれ違う
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https://youtu.be/YD4eQK56zXw
本作は、参加型のサウンドインスタレーションである。
鑑賞者は、スマートフォン介して「同質化社会」に関する議論に参加することができる。
現代は「同質化社会」と呼ばれている。SNS 上のコミュニケーションは比較・承認を前提とし、パンデミック以後の感染症対策は、機械化・効率化が加速させた。
こうした状況においては、自己を揺るがし、その形成に関わるような異なる価値観を持つ他者との出会いは失われている。
「庭」は、出会いを誘発し、自己を揺るがし変容させるような驚きの場である。
フランスの庭師ジル・クレマンは、自然に対する独自の哲学を「できるだけ合わせて、なるべく逆らわない」と表現する。
それは、人間の手によって自然を支配し、完璧に作り込まれた庭ではなく、自然に寄り添うように多様な生態系を認める態度である。
本作では、さまざまな参加を受け入れ、関係性が生成され続けることによって、「できるだけ同質化することなく、なるべく他者とすれ違う」ための「庭」が形作られる。そこでは、わたしとあなたが揺さぶりあうと同時に形作られる、予測不可能かつ中動態的な関係性が生まれる。
この「庭」は、「同質化社会」への対抗となりうるだろうか。
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できるだけ合わせず、なるべくすれ違う (2025)
material: 23ch 小型スピーカー , 4ch モニタースピーカー , スマートフォン , Max8, LiveMultiStudio, FaceTime
exhibition: IAMAS2026, 現代性の環境