読みやすい文章の書き方
文章による情報発信がますます増えているので、文章が書けることは非常に重要なスキルになってきています。
ビジネスにおいて読みやすい文章を書くために、気を付けなければならないことをまとめました。
心構え
本当に伝えたいことは何か? いまの文章でそれが伝えられているか?
読み手になったつもりで何度も見直して、書き直す。
上達方法
書いて、少し時間をおいて、読み返して、書き直す、を繰り返す。そうやって沢山書かないとうまくならない。
書いたらすぐに、他人の気持ちになって読み返し、書き直す。
1時間たったら読み返し、書き直す。
1日たったら読み返し、書き直す。
人に読んでもらって、書き直す。
読みやすい文章
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1つの文を短くする
なるべく1文では1つのことしか言わない。適度な短さで句点を打ち区切る。
無駄な表現を削る
”など”
過剰な敬語
重複した表現
不要な形容詞
修飾語はかかる単語の近くにおく
普通に子供たちが感じていたことです。
子供たちが普通に感じていたことです。
かっこ()はなるべく使わない
補足で()つけたくなるけど、なるべく避ける。
調子を合わせる
です、ます調。である調。
読みやすい単語
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一貫した表現を使う
同じものを表現したいのであれば、同じ文字を使う。
例:生徒、児童、子供。
同じ表現でも、よりわかりやすい表現がないか検討する
例:再度→もう一度、
専門用語はなるべく使わない。読み手のレベルに合わせる
例:次期学習指導要領 →2020年教育改革、高大接続→大学受験
自分用語を使わない
例:同じ間違いをpic → 同じ間違いをしている回答を選択する
読みやすいレイアウト
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行間や文字サイズを一定の法則を守る
見出しは16px、本文は11pxなど
最近の段落スタイル
昔: 段落の先頭を1文字下げる。新しい段落で改行する。
最近: 新しい段落で改行する。次の段落との間にスペースを空ける。
手法
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論理的な文章を書くための手法もあります。参考にしてください。
パラグラフライティング
主題文をまず提示。支持文で内容を補強する。
字下げには3通りの方法があります
1つ目は~
2つ目は~
3つ目は~
ロジックツリー
ロイロでロジックツリーを作る
ロジックツリーを数人と話し合い修正する
ピラミッドチャートで文章の内容をまずまとめる
主張
まとめ
事実
頭括法
結論→理由
尾括法
理由→結論
双括法
結論→理由→結論
理由が長くなった時に、最後にもう一度結論をいう方法。
テクニカルライティング
1. 読み手が一番大切全体を見渡して短い言葉で伝える
2. 読み手や目的によって,構成や書き方が異なる
3. 文章以外の要素も大切
4. 文章は単純明快であること
5. 起承転結は使わない
読みずらい文章あるある
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やってしまいがちなので気を付けよう
1. 順接の「が」が頻出する
リンゴはおいしいが、バナナもおいしい。
リンゴはおいしい。バナナもおいしい。
2. 「~ことができる」を使いがち
悪:その本は楽天ブックスで買うことができる。
良:その本は楽天ブックスで買える。
良:その本は楽天ブックスで購入できる。
使えそうなツール
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日本語の表現辞典
もっと適切な言い回しないかな~というときに。
悪い文章の例
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先生が、テキストを添削、発音修正を声を入れて回答して、さらに子供が、また修正を録音して回答
修正後:先生は提出されたテキストと音声を添削する。生徒は、先生のお手本を参考にしながら録音しなおして、再提出する。
良い文章の例
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小学生新聞の文章が読みやすいです。
澤円さんの文章も読みやすい。