仲間になりたいニーズが日に日に高まってるのなんでだろう?
昔、戦場の絆というゲームを作ってた時にプロトタイプのゲームをプレイしてもらってマーケティング調査をしていた。その時に一番強いニーズとして上げられたのは、仲間になりたい、というニーズだった記憶がある。
それで製品名にも”絆”という名前を入れたり、店内でチームになる仕様になったり、キャッチコピーも”仲間を感じろ!コイツは戦争だ”になったり、それを意識して大ヒットした。
個人的にはPSPのモンハンとかも流行ってて、同じニーズだなーって感じてた。
当時としても未充足と言われていて、だんだん充足しているのかと思いきや日に日に増している気がしている。
小さい子がおもちゃで遊んでるYouTubeみて実際に一緒に遊んでいる気になっていたり、ただご飯食べてる動画が人気があったり、映画やTVなどの動画としてのエンターテインメントというより仮想コミュニケーションを楽しんでるんだろうな。本当の意味でのマスコミュニケーションというか。
コミュニケーションがより仮想的に行えるようになって、コミュニケーションの数は増えたけど、でも何か足りなくて満たされない。
チャットだと情報量足りなくて揉めるけど、音声つなぐと5分でまとまったりするのと似た感じかな。
技術が進歩して5感をもっと使えれば、仮想でもより満たされるようになるのだろうか?いまは視覚と聴覚に偏ってる。
でもそうなったらすべて仮想で良くなってしまうのか。それともそっちがリアルになるのか。
そうするとSFみたいな話、数百年単位でみたら緩やかに人類は滅亡へ向かってるのか?