何をもって「膾炙した」って言えるのか
ある概念・理論・価値観・考え方が
1. 知れ渡り
2. 理解され
3. 実感され
4. 実生活に接地し
5. 主流になり
6. 普遍と見なされる
まで、実際にどういうルートが辿られるのか
「実生活に接地」って何?
それが多数の人びとの中で受け入れられ「自分のもの」としてインストールされるには理解されるまででは足りない
「そういうのもある」以上常識未満の、他者から自分に共有された意識
ミーム的に直接的な言及なくとも伝搬する
フィクションの働きの一つとして、特定のキャラクターの(まだマイナーな)行動や考え方が不特定多数の目に晒されることでそれが加速される
実際の人間への影響
一つのキャラクター像が不特定多数に知られることで共有された何かを検討・批判できる
「{作品名}の{キャラクター名}みたいな」の形の言及