KAOMOZINE
【目次公開】
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KAOMOZINE
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フルカラー92P / 2000円
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「KAOMOZIちゃん」デザイン談
東京大学「ボーカロイド音楽論」講義で述べられた「ボカロはアンチ・セクシュアルだ」という主張はニコニコの汚い部分を全く無視していて、それを視野に入れないのはそれをなかったことにして綺麗にまとめようとしてるだけじゃないか、みたいな ポリコレやフェミニズムがインターネット上で都合よく誤って解釈され、言葉ばかりが流布していった悪夢への憤りには多いに共感できる。
妻がフェミニズムの本を読んでて絶句みたいなツイートについてた悪意に満ちた揶揄の数々をずっと憶えている。
その割に、KAOMOZIちゃんのキャラクターが(作者としてはセクシーさを払拭しているとはいえ)妙にきわどい衣装が多いのは、ひとえにこのかき消されたコンテンツたちをイメージリファレンスにしているからに他ならない。みんながやっているから、と「表現が無視されてきた歴史」を無視したくない、という明確なコンセプト、祈りがそこにはある。