ゼロ秒思考
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《所感》
精読が必要な一冊。ロジカルに組み立てられているので、流し読みだと入ってきづらい。
流れがないと分かりづらいのであえて分割せずに一気に書いた。なので読むときも一気読み推奨。
1分メモの効用についてもいいことが書いてあるが、大幅に割愛した。(あくまで自分用なので)
1分メモはかなり難しい。1分で書くのは時間が全然たりないが、出来るようになれば効果は絶大かもしれない。
また、筆者の頭の良さを所々に痛感させられるので、嫌いな人もいるかもしれない。
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《Keynote》
・経営者は即断即決→1分メモで訓練
デキる人はいざというときに正しい判断が瞬時に出来る。
=普段からその事象について考えられており、必要な情報を既に持っているから
⇔普通の人はあれこれ考えるが実は具体化されていない浅いレベルのことなのでいつまでも堂々巡りのまま
→ぼんやりと考えてることを1分メモに吐き出し、適切に深掘りし、十分に考えられているレベルにすることでモヤモヤを解消できる
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・1分メモの効用
*悩みについて自分なりに適切に考えられる
*言葉の使い方がうまくなる
→端的にかつ角の立たない言葉をチョイスできる
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・1分メモの書き方
2枚目参照。
〈When&Where〉
思いついたときに書く
→バインダー式クリップボードなどを活用する
〈How〉
*A4用紙横書き
*最初は3行でもよいので1分ぴったり時間を計って書く
*思いついたことを包み隠さずストレートに書く
*1行あたり20文字以上を目指す
*最大でも6行にとどめる
*その他細かいことは気にしないで書く
〈How often〉
*1日10ページ以上
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・似たようなタイトルでも書く
過去のことは気にせずどんどん書く。不思議と書く度深まっている。
十分に考えられたら書く必要はなくなる。
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・1分メモで深掘り
メモはロジックツリーの形式で記載した内容をタイトルにすると深掘りができる
(3枚目参照)
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・1分メモで資料作成
企画書などの資料を作るときは、
①とにかくメモを書く
②カルタ取りのように並べる
③新しいアイデアが出たら追加でメモを書く
④全体のバランスをとる
⑤メモを転記し、ブラッシュアップ
⑥数日寝かせて再びブラッシュアップ
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・メモの保管
書いたメモはクリアファイルにカテゴリーのラベルを貼って順次格納する。
ラベルは「貼ってはがせる両面テープ」がおすすめ
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・メモの再覧
読み返すタイミングは2度。
3ヵ月に1回程度フォルダを整理し、メモをざっと眺める。
さらに3ヵ月後(メモを書いてから6ヵ月後)に見返したら捨てる