頭のいい説明は型で決まる(2020.7.18-19)
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【殴り書き】
1章:なぜ、あなたの説明はわかってもらえないのか?
説明をわかってもらえない原因
相手が説明を聞くための態勢を取れていない
そもそも自分自身が内容をよく理解していない
相手の持っている知識を自分が把握していない
2章〜:わかってもらう説明の黄金フォーマット
IKPOLET法
Interest:興味を引く
Knowledge:利き手の持っている知識や認識にアクセスさせる
Purpose:目的を示す
Outline:大枠を見せる
Link:繋げる
Embodiment・Example・Evidence:具体化し、事例・証拠を示す
Transfer:転移
Interest
キラーフレーズを使う
人間の欲または恐怖を刺激することで、利き手の意識をこちらに向けられる
そのためには、利き手の欲/恐怖って何だろうと頭を巡らせる
欲刺激:「これがわかると、こんなことができるように!」
恐怖刺激:「これをわかってないと、こんな悲惨な結果になってしまうかも!」
意外性を打ち出す
相手を食いつかせる二つの方法
一文に矛盾を入れる
秘密感を醸し出す
Knowledge
本当に頭のいい説明とは、どんなレベルの内容も理解させることができてしまうもの
頭のいい説明をする人は「専門用語・業界用語」をこう使う
小・中学生でもわかる言葉に置き換える
一文に一ワードだけに止める
使った時は、注釈を入れる
まず相手の持っている知識レベルを把握する
相手をプロファイリングし、知識や理解度のレベルを知る
知識や理解度のレベルと到達ラインのギャップを見積もる
ギャップを埋める説明をする
相手の理解の深さを測る「7つの質問」
これって、どういうものか教えてもらえないかな?(現状把握)
そもそも、これってなに?(定義や分類・フレームの明確化)
これはどこに位置する?(全体と部分の把握)
何でそうなったの?その結果、どうなるの?(因果関係の理解)
何のためにやるの?どうやってやったの?(目的と手段の判断)
つまりは?具体的には?(抽象化と具体化)
証拠は?仕組みは?(エビデンスとメカニズムの提示)
余談:記憶に残すならアクティブラーニング
https://gyazo.com/4b31cd09a9c8f83f7dbe6467a903f6b2
Purpose
目的と手段をは必ず分けて、なおかつセットで説明する
目的のさらに上に「真の目的」が存在することがある。→企業でいう企業理念やビジョン
手段の説明は相手が具体的な行動に落とし込めるまで説明する
Outline
Outlineを示す目的
理解してもらいたいことを範囲を明確にする
全体を俯瞰できるようにする
2つのアウトライン
集合(全体と部分)=大枠・ラベリング
時系列(進捗)=大枠のうちのどこの話なのかを示すこと
Link
説明を理解してもらうための最重要テーマでIKPOLET法の中核
ありとあらゆる「繋がり」を駆使して相手にわかってもらうためのテクニック
具体的には以下の4タイプ
因果関係:原因と結果を説明
メカニズム:「Aの仕組みはBである」
帰納法:バラバラなものをとあるルールで共通化してまとめる
周辺知識:「ちなみにXXも同じ」
Embodiment・Example・Evience
...特にメモすることなし...
Tramsfer
一度学んだことが、他のシチュエーションで利用できること:1教えて10できる
転移を起こさせていくには、説明する側に幅広い教養が求められる
価値の高い転移は、分野をまたがる転移で、「遠い転移」と呼ばれる
転移を説明の中に盛り込む時に即効性のある方法
下記のようなピラミッド図を作る→転職活動に役立ちそう
https://gyazo.com/06f9b01cb8ee60d6668b099a563369cb
9章:できる人だけが持っている3つの極意
バックワード・デザイン
何をどの順番で説明していくかという設計図のこと
説明後のゴールから逆算しながらデザインする
メンタルバリア・ブレイク
聴き手が抱いている心理的な壁を壊すこと
具体的には、以下の二つを行う
心理的なハードルを下げる = 「自分にもできそう!」
相手と似た境遇の人の成功体験を示す
作業の手順を分解する(スモールステップの原理)
相手を否定しない
比喩
動物・スポーツは国を問わず世界中で使うことができるたとえの宝庫
擬人化も有効な方法だが、「1コンテンツに1つ」に止めるべき
比喩を使って別領域で説明することの難点
相手になんとなくわかったつもりにさせてしまうこと
相手の感覚からずれた説明になるリスクがあること
【感想】
だいたい知っている内容なので、言語化されていることをで自分の確からしさを確認する作業だった。
これは苦行。でも説明が下手な人にはオススメできるな。。。