自分の時間を取り戻そう
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【学び】
・「毎日毎日が忙しい」人の本質的な問題
""生産性が低すぎる"" or ""生産性の概念を理解していない""
→つまり、生産性向上こそが本質的な問題解決に必要だと理解していない
→ゆえに、長時間労働などの頑張りでカバーしようとする
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・""生産性""とは
「時間やお金など有限で貴重な資源」と「手に入れたいものや成果」の比率
→つまり、「"自分の手に入れたいもの"を、"いかに少ない投入資源"で、手に入れられたか」と言う指標
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・社会の高生産性シフト
社会全体が生産性が高まる方向に動いていくこと
(ex.タクシー→Uber、空き家→Airbnb)
→つまり、あらゆる資源が今までより有効に使われ始めるようになる
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・「ベーシックインカム」制度
所得の高低に関わらず、全国民に最低限の生活が可能な金額を定期的に配布する制度
→仕事をすることで逆に他の人の仕事を増やしているような"低生産の人"を、労働市場から排除する目的もある
→そうなりたくないなら、日々生産性を意識するべし
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・生産性の高める上での勘違い
① 生産性を高めると"ゆとりがなくなる?"
→正しくは、少ない時間で成果が出せるようなり、空き時間ができるので"ゆとりができる"
② クリエイティビティに生産性はない
→ 新しい着想を得やすい環境に身を置くことで生産性アップできる
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・ストレス発散も高生産で
ストレス発散する上で、効果が高い要素を特定する
→ その要素を満たせる生産性の高い方法を考えるべし。
(ex.買い物=購買体験の場合だったら、100均で爆買いなど)
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・間違った生産性の考え方
"他の人の時間など"を犠牲にして自分の生産をあげるのは間違い。
→正しい生産性向上は、全体最適。
→正しい生産性向上こそが、人々の生活を豊かにする (ex.ガラケー→スマートフォン)
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・正しい"仕事"の取り組み姿勢
そもそも、"仕事"とは、過去のやり方を振り返り、改善方法を考え少しずつ生産性を高めていくものであるべき
→ ゆえに、残業は「悪」という意識を持つ
→ 実際に、競争が熾烈な製造現場では、生産性が低いとすぐ廃工場になる。
→ つまり、生産性をあげようと考えたことがないのは致命的なこと!!
→ 労働市場での評価を上げることを常に意識しながら働くべし
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・機械やAIが得意な仕事
一言で言うと、「人と機械とで生産性の差が大きい仕事」
具体的には、以下の2つ
1.時間をかければ終わる仕事 → ex.トラック運転手 → 自動運転車
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2.大量のinputから必要な情報を見つけ出す仕事 ex.医者 → 論文データを大量に読ませたAI
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・生きる上で大切にするべき3つの希少資源
①お金
②時間
③集中力・思考体力
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①お金を大事にする:生産性が高い支出をする
もっとも有効に使えた(得られた価値が大きい)支出を考える
→例えば、月1万円家賃上乗せして、通勤時間を片道30分短縮する場合、
→月に20時間の余裕ができる
→20時間を1万円で売られたら買うのでは? (ここは自分の時給と天秤にかける)
→このように、何に使うと幸せになれるかを知ることは大切
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②時間を大切にする:時間に有限感を持つ
お金は「目に見える」から有限感を持ちやすい
→一方で、時間は「目に見えない」ので無駄にしてしまいがち。
→ゆえに時間を見える化(ex.写真参照)をし、時間を大切にする意識を持つ必要あり。
→そのために、自分の時間を簡単に売らないことを心がける
→それがひいては、「時給」を上げることとイコールとなる。
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③集中力/思考体力を大切にする
1日の中でも集中力/思考体力が使える時間は有限
→Todoは集中力/思考体力の要否で分ける
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・手に入れたい価値を具体的に言語化する
→怠ると起こる二つのこと
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(1).目指すものを見誤り、希少資源を無駄にする
ex.新装開店した店舗における「売上/利益/人気」
→どれを手に入れたい価値とするかで取るべきアクションが違う
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(2).「やりたいこと」と「やるべきこと」がわからなくなる
社会的な価値にとらわれてしまい、本当のやりたいことが見えなくなる
ex.大企業に勤めることによる「安定」
→働いていくと、本当に「安定」が欲しかったのかと疑問を持つ人が増える。
→本当は、「仕事のやりがい」が欲しかったので、大企業ではなかったのでは?
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・生産性の定義(図13)
ex.ブラジルと日本の農業の違い
→ブラジルは広大な土地があるため、どんどん開拓して、移民なども使い人手を募る
⇔一方で日本は土地が限られているため、農地あたりの収穫量をあげる工夫をした
→結果的に日本のほうが農業技術が優れていくことに
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・インプットは決して増やさない
インプット増の限界を迎えた人だけが真剣に生産性向上を考える
(ex.Working Mother)
→例えば、以下の(1)~(5)のようにルールをもうけ、実践し、「時間が足りない」という実感を持つ
(1).労働時間を制限する
(2).業務ごとの投入時間を決める
(3).忙しくなる前に休暇計画を立てる
→数ヶ月先とか半年先の予定を入れて、チケットを買う
→早めに周りに宣言して業務調整をする
(4).余裕時間を無理にでも確保する
→ 突発的な事態にも対応できるようにするため。 &直前に飛び込む興味深いイベント等に参加できるようにするため
(5)仕事の以外のやりたいことのスケジュールも書く
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・無駄な時間を減らす具体的な方法
Tips1:「価値の高い重要な仕事だけやる」
ex.ヨガ教室のサイト
→見れば事務手続きが全てわかるようにしておくことで、インストラクターが本業に専念できるようにする
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Tips2:まず「やめる」
ex.大掃除→業者に委託する
ex.気乗りしない人付き合い
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Tips3:「最後まで頑張るところ」を厳選する
→ ラーニングカーブ(写真参照)の法則を頭に入れる
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Tips4:「時間の家計簿を作る」
まず、1週間朝〜晩まで何をしていたかを記録
→ 「やめたい」こと・「減らしたい」ことをpick up
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・まだまだ低い2つの生産性
①.物の生産性
ex1.掃除機・洗濯機→一家に一台あっても稼働率が低く、有効活用されていない
ex2.現金(強盗ホイホイ&数える作業が必要)→キャッシュレスにすれば解決するのでは?
②.チームの生産性
As is :同じ組織の人でプロジェクトチームを構成しているが、
To be :進行状況に応じて必要なスキルを持った人をアサインするのが理想
→初対面のメンバーと高い生産性で働くノウハウがないから今はできていない