幸せになる勇気
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《Keynote》
・共同体感覚が生まれた理由
※共同体感覚については、「嫌われる勇気」参照
軍医として戦争を経験したアドラーはいかにすれば戦争を食い止められるかを考えた
→つまり、共同体感覚を育てていけば、争いを防ぐことはできる。
→原則原理はなにが与えられてるかではなく、与えられたものをどう使うか
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・「過去」は自体は意味を持たない
→「今」から見て意味づけている
→今がいいと過去も良く見える。逆も然り。
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・アドラーの三角柱
三角柱の各面には以下が書かれる
①悪いあの人
②かわいそうな私
③これからどうするか
カウンセリングに来る人ははじめは①か②の話をする
ただ、アドラーの三角柱を渡すとみな③を前に向け話をし始める
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・問題行動の5段階
①称賛の要求
→ほめてほしがる
②注意喚起
→目立とうとする
③権力争い
→反抗
④復讐
→私を認めないあの人に ex.ストーカー
⑤無能の証明
→あらゆる課題から逃れる
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・「怒り」は、「人と人とを引き離す感情」
同時に未熟さの露呈でもある
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・信用と信頼
信用:相手を条件付きで信じること
信頼:相手を無条件で信じること ・人生のタスクは三つある
①仕事
それぞれが得意領域に専念した分業をすることで利益を最大化
→信用の関係のもと、協業・分業すること
→全ての仕事は共同体のだれかがやるものであり、仕事自体には優劣はない
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②交友
信頼の関係。
自分を愛することで他者を愛することが出来るようになる
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③愛
人生の主語を「私」から「わたしたち」にすること
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《所感》
個人的にはアドラーの三角柱と戦争を経験して研ぎ澄まされたアドラー心理学の成り立ちの話好きでした。
アドラー心理学にはかなり心を打たれた
愛に関してはまだ理解できないのでまた愛について悩んだら読む