美玉かと紛う言の葉紡ぎだす 君の魂やどす容れもの
照滴040
本文
美玉かと紛う言の葉紡ぎだす 君の魂やどす容れもの
形式
#短歌
カテゴリ
#6.情愛・人間関係
ラベル
#言葉 #恋愛 #親愛
キーワード
#美玉 #言の葉 #紡ぐ #魂 #君
要点
言葉を通して愛する人の魂や心を感じる情愛表現。
現代語訳
まるで美しい宝玉のように感じる言葉を紡ぎだす肉体は、それは君の魂が宿る器である。
注釈
美玉:宝石、比喩的に美しいもの
言の葉:言葉のこと、思いを伝える手段
解説
言葉と魂の結びつきを詩的に表現。言葉を通して愛や情愛が伝わる様子を短歌で描き、精神的な交流を象徴。
深掘り_嵯峨
「君の言葉」の美しさと、その言葉の源を讃えた歌です。「言の葉」の表面的な美しさ(美玉)は、その言葉を紡ぎだす「君の魂」という内なる真実が宿っている「容れもの」であるからこそ輝くのだ、という本質的な賛美を表現しています。
言葉と魂の一体性を謳い上げており、愛する人の言葉を真理の器として捉える、精神性の高い愛の歌です。