唱えよう迷いながらで構わない その一句から未来が変わる
照滴034
本文
唱えよう迷いながらで構わない その一句から未来が変わる
形式
#短歌
カテゴリ
#2.修行・実践
ラベル
#修行 #念 #言葉 #希望
キーワード
#唱える #迷い #一句 #未来 #変化
要点
迷いながらでも、言葉を発することで未来は変わり得る。
現代語訳
迷いながらでも、唱えてみよう。その一つの真言から未来は変わるかもしれない。
注釈
唱える:真言や経文を声に出すこと
迷いながらで構わない:理性的な確信や完璧な準備がなくてもよい。
一句:短い詩句や言葉
解説
迷いを抱えつつも実践することの重要性を説く。言葉や行為が未来や運命に影響を与える仏教的信念を示す短歌。
深掘り_嵯峨
「行為(実践)」の持つ力強さと簡便さを説いた、他力信仰にも通じる歌です。
悟りへの道のり(照滴038)や信仰の行為は、完全な確信(理屈)を待つ必要はなく、「迷いながら」という不完全な状態で始めても、「その一句」という最初の小さな一歩が、計り知れない業力となり、運命(未来)を動かすという強い励ましが込められています。