律蔵の研究Ⅱ

律蔵の研究Ⅱ

律蔵の研究Ⅱ_1☆波羅提木叉の研究(1)比丘戒経の資料と研究方法

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第四章　波羅提木叉の研究

一　比丘戒経の資料と研究方法

（一）波羅提木叉の意味

（二）比丘戒経の資料

（三）戒経の条文比較の意義

（四）戒経の組織と条文の数

律蔵の研究Ⅱ_2☆比丘戒経の比較対照

1:41:13

二　比丘戒経の比較対照

（一）資料

（二）波羅夷法

（三）僧残法と不定法

（四）捨堕法

（五）波逸提法

（六）波羅提提捨尼と滅諍法

（七）衆学法の特質

律蔵の研究Ⅱ_3☆部派分裂以前の戒経・比丘尼戒経の研究

三　部派分裂以前の戒経

（一）百五十余条の固定

（二）戒経の原形諸戒経の相互関係

四　比丘尼戒経の研究

（一）資料

（二）比丘尼戒の条文の数と五百戒

（三）比丘尼戒の条数の比較

（四）比丘尼戒の資料的意義

律蔵の研究Ⅱ_4☆受戒犍度の問題性

第五章　仏伝より見た受戒犍度の新古

一　受戒犍度の問題性

（一）問題の所在

（二）受戒犍度と仏伝

（三）仏伝の意味と種類

（四）受戒犍度の中心課題と十誦律

＊比丘は具足戒を受けることによって「比丘性bikkhu-bhAva（すなわち戒体）」を得る

（五）僧祇律の立場と大事

①善来比丘具足

②見諦得（四聖諦）

③自誓得

④十衆具足

⑤五衆具足

律蔵の研究Ⅱ_5☆パーリ律を中心とせる仏伝の比較

二　パーリ律を中心とせる仏伝の比較

（一）仏陀の戒体具足

＊仏陀の自具足は

パーリ律：成道の時（果中得戒）…古形

五分律：出家の時（因中得戒）…新しい

四分律：前世の授記？（因中得戒）…更に新しい

僧祇律：（因中得戒）…更に更に新しい

（二）二帰依の信者

（三）善来比丘具足と三帰依の信者

（四）三帰依具足

（五）十衆具足制定の因縁

（六）根本有部律出家事の立場

律蔵の研究Ⅱ_6☆部派仏教時代の具足戒論

三　部派仏教時代の具足戒論

（一）受戒犍度と仏伝の分離

（二）律の論書に現れた具足戒の型

（三）受戒犍度の新古

律蔵の研究Ⅱ_7☆犍度部の現在形

第六章　犍度部組織の原形の研究

一　犍度部の現在形

（一）現在形成立の時期

（二）パーリ律犍度部の内容

（三）四分律犍度部の現形

（四）五分律の犍度部

（五）十誦律の犍度部

（六）根本有部律の犍度部

律蔵の研究Ⅱ_8☆上座部系の犍度部の原形

二　上座部系の犍度部の原形

（一）上座部系犍度部の比較と毘尼母経の犍度

（二）七百犍度より見た犍度部の原形

律蔵の研究Ⅱ_9☆僧祇律と上座部系諸律との関係

三　僧祇律と上座部系諸律との関係

（一）僧祇律雑誦跋渠法の十四跋渠

（二）雑誦跋渠法と二十一犍度

（三）僧祇律の威儀法と上座部の威儀犍度

（四）調伏法と断当事

（五）犍度部の原始形

律蔵の研究Ⅱ_10☆七百犍度の原形

第七章　七百犍度より見た律蔵の形態

一　七百犍度の原形

（一）問題の所在

（二）七百会議の歴史性

【僧祇律】

＊仏滅後（百年？）、バイシャーリーの比丘たちが金銭の布施を受けていた

＊持律のヤシャがこれを摘発した

＊「不浄」とは汚いという意味ではなく「違法」という意味

＊これが機縁となって700僧がバイシャーリーに集まった

＊ダシャバラ（ウパリ面授）が中心となって結集がおこなわれた

＊金銀の布施を受けることは否定せられた。

→根本分裂

（三）七百会議の年代

（四）七百会議の内容

二　十事の内容の検討

（一）十事すなわち十浄法