十巻章2021_メモ
#十巻章 #空海 #密教 #仏教 #メモ
from 十巻章
十巻章2021_メモ
爆走☆十巻章 正月なので爆読します。 スクリーンテキストは下記。 基本的には、 「弘法大師全集3」https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/819268
見やすいのでこちらも使用。 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2607011  
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因みに、平成の十巻章はコチラ
https://www.youtube.com/playlist?list=PL-tDklNSUFrj3zENI1BAAKlmhfIBZBUSz
もしかしたら今よりスラスラ読んでいるかもしれない…成長してない私。( とはいえ、レベル的には、漢文の書下しを読んでいるだけって感じですね…。)
十巻章は、弘法大師空海の代表著作の一群です。 真言宗の基本的な教学学習として十巻章の素読があり、 そもそも朗読カテでやりたいことの一つでした。 まずやるべきことは、読み方の〔ある程度の〕確定作業ですが、 これを「平成の十巻章」と称して行っておりました。 只今は改元に伴い、「令和の十巻章」にシフトして続行します。
今回は、読み方の確定作業を進めることが目的なので、美しく読むことまでいけないと思うけど、 究極的には美しくなめらかに流れるように読み上げたいですね。 そのためには、読み方の確定作業が必須となります。
それで、今回は中川善教バージョンを確定していきたいと思ったんですけど、 結局のところ、固定した読み方と言うものを定めるのに無理があるのではないかと現時点(2021年1月3日)では考えております。
理由は下記の通り。
1.中川先生の凡例によると、「時代や地域によって発音に差があるため調査研究が必要となる」とのこと。
2.加えて、「読み方に何種類か許容範囲があるので、各人の判断に委ねられる部分がある」とのこと。 (特に連声が起こるかどうかの判断)
3.実際に読んでみると、「美しく聞こえるかどうか、発音しやすいかどうか」だけではなく、読むスピードの遅速や、聴者の理解の程度の推定如何によって(美しく連声することによって単語が聞き取れない、理解ができないのでは本末転倒)、機械的に同様の連声をすればいいわけではないということに気づく。
そこで、中川先生の読み方を基調にしつつ、最終的には「自分の」「現時点での」読み方と言うことになるでしょう。 まぁ要するに、2年にいっぺんぐらいは爆読(通読)して確認しつつ読み方を考えていこうかな、と。