終戦記念日の小さな国際交流。
昨日の夜、ベーカリーでパンを焼くための強力粉を買うのを忘れていたので、近くにできた24時間営業のスーパーに買いに出かけました。
強力粉といくつかの商品をレジに出すと、耳に入ってきたのはややぎこちない日本語。その言葉と彼の名札を見て、私はすぐに気づきました。
お金を渡してお釣りとレシートを受け取った後、言ってみました。
「謝謝」
出張で海外にいると、英語が得意ではない私は常に気を張って「これを英語で伝えるにはどう言えばいいんだ?」と考えながら行動するワケですが、そんなときにふと現地の人が日本語で話しかけてくれると、本当に嬉しい。
レジの彼も、緊張した表情が一瞬緩んで、喜んでくれたようでした。私もその顔を見て嬉しくなりました。
過去に交戦した諸国との遺恨はまだ残っているのかもしれないけれど、人同士はちょっとしたことで互いに嬉しくなれるし、その積み重ねが未来を明るくしていくのかな、と大袈裟なことを思った終戦記念日の夜でした。
#2011/08/15
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