愛犬の死。
2週間前、実家にいた愛犬が逝ってしまいました。
人間でいえば90歳を越えていた、と言われても、「天寿を全うしたよね!」と言い切れない自分がいます。90歳相当の身体なのに、その振る舞いが無邪気だから、どうしても、小さい子供が他界したように感じてしまいます。
彼が我が家に来たのは13年前だったんだそうです(自分では正確に覚えていません)。前にもこの日記で書いたことがあるのですが、以前の私はどうにも犬が苦手で、彼が来た時も熱烈歓迎したわけではありませんでした。今思えば、やや薄情だったぐらいかも。ちょっと後悔しています。
主に母が面倒を見ていましたが、ごくたまに散歩に連れて行ったこともありました。調子に乗って下り坂で一緒に走っていたとき、股の間に入られて思いっきり転倒したのも、今となってはいい思い出です。
彼は私のことを1度も噛んだことがありませんでした。きっと、仲間として受け入れてくれていたんだと思います。辛いことがあったりすると、よく彼の小屋に行きました。そんな時はなぜか、遊びをせがむでもなく、ただ黙って隣にいてくれたのを覚えています。
彼は、私の娘が生まれて初めて目にした、そして触れ合ってくれた犬でした。3歳の娘はまだ生命の死についてまだ理解できないようで、眠ってしまった彼を前に「もうお別れなんだよ、いなくなっちゃうんだよ」と言っても、いつもと変わらないトーンで「バイバイ」と手を振っていました。娘の記憶には残らないのかな、と考えたら、悲しくなってしまいました。
でも、記憶から消え去るわけじゃなくて、娘は悲観的に捉えていないだけ、「友達が遠くに行っちゃった」だけで、ちゃんと覚えているんだろうなと今は思います。息子はまだ1歳だから、覚えてないかなぁ。
もう少しわかるようになったら、娘にも、そして息子にも、「2人が小さい頃に『いっぺい』という仲良しの犬がいたんだよ」と、写真を見せて、ちゃんと教えてあげようと思います。
ありがとう。そして、安らかに。
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PENTAX K100D Super + FA50mmF1.4
#2011/01/22
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◀ 几帳面な娘。
子ら、2人とも風邪。 ▶