プレゼンと色弱。
仕事柄よくプレゼンテーションを行いますが、私の場合、よく見かけるレーザーポインタは使いません。
レーザーポインタを使うより、注視すべき場所が自然と分かるよう、スライドの作り方、強調やアニメーションで工夫すべき、だと思っています。
と、偉そうなことを言ってますが、本当は別の理由があります。
私が初めてプレゼンテーションをしたのは、大学生の頃。10年以上前のことです。この頃からレーザーポインタは存在していましたが、流通しているものは赤色で、しかも光量が少ない。そういう時代でした。
プロジェクターで投影した画面に、赤く弱いレーザーポインタを当てても、色弱の自分にはほとんど見えないのです。見えないので、当然自分のプレゼンでも使うことができず、だったら、スライド側でどうにかしよう、と。
緑色で明るいレーザーポインタが手に入るようになった今でも、その気持ちは変わっていません。
小学生の頃、美術の写生で木の幹を緑に塗ったりして怒られたこともありますが、大人になった今、色弱が違う方向に役立っている。そう感じます。
人と違う色を見ているって、面白いです。
(私には下の2枚がほぼ同じ色に見えています。正常色覚の人にはかなり不思議なようです(^_^;))
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RICOH GR DIGITAL 3
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