第三回環読プロジェクト:『TAKE NOTES!』を読む
環読プロジェクト第三回
対象書籍:『TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる』
期間
2024/10/1〜できるだけ年内
書誌情報の確認
著者:ズンク・アーレンス
原著:
『Das Zettelkasten-Prinzip: Erfolgreich wissenschaftlich Schreiben und Studieren mit effektiven Notizen (German Edition)』
メモ帳の原則:効果的なノートでアカデミックライティングと勉強を成功させる(ドイツ語版)
『How to Take Smart Notes: One Simple Technique to Boost Writing, Learning and Thinking (English Edition)』
スマートなノートの取り方: 書く力、学ぶ力、考える力を高める、たった1つのシンプルなテクニック(英語版)
rashita.icon英語版の1stエディションでは for Students, Academics and Nonfiction Book Writersというフレーズが入っていたのですが、2ndエディションではその表記が消えていますね。
https://scrapbox.io/files/67049e4c6e2720001c0145e3.jpeg
より広い層にアピールしようというマーケティング的な意図なのか、著者自身の考えに何か変化があったのかはわかりませんが。
邦題
『TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる』
rashita.icon翻訳ではよくある話ですが、それでもニュアンスがかなり違う印象。
1stエディションのフレーズの印象も完全にありません
とくにドイツ語版、英語版で感じられた「考える」という要素がほぼ漂白されていて、それが「あなただけの」というフレーズに置き換えられている印象。
目次の確認
(別ページにしたほうがいいかもしれませんが、とりあえずはここに書きますrashita.icon)
『TAKE NOTES!』の「はじめに」を読む
「Chapter01 「メモのとり方」を知れば、大作が自然に書ける」を読む 029 (30ページ)
「Chapter02 メモはとればとるほど、財産になる」を読む 059 (15ページ)
「Chapter03 必要なのはシンプルに「ペン」と「紙」」を読む 074 (8ページ)
「Chapter04 「メモ」はあなたオリジナルの「思考」を生む魔法のツール」を読む 082 (3ページ)
「Chapter05 メモをとれば、書くことではなく思考に集中できる」を読む085 (4ページ)
「Chapter06 メモをとるときは、つながりを意識する」を読む 089 (20ページ)
「Chapter07 メモをとれば、オリジナルのテーマと資料が自然に揃う」を読む 109 (7ページ)
「Chapter08 メモがあれば、大作も書ける」を読む 116 (9ページ)
「Chapter09 メモをとることは、「考え」「覚える」教養にもなる」を読む 125 (26ページ)
「Chapter10 読書メモは、自分の言葉で書こう」を読む 151 (31ページ)
「Chapter11 メモをとることは最高に学ぶことでもある」を読む 182 (32ページ)
「Chapter12 メモ同士をつなげれば、次から次へアイデアが発展していく」を読む 214(28ページ)
「Chapter13 メモをとればアウトプットができる」を読む 242 (18ページ)
「Chapter14 何かをひらめくたびにペンを取ろう」を読む 260 (2ページ)
より詳細な目次
/tsutomuzknowledgewalkers/TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる 目次
概要の確認
『TAKE NOTES!』への疑問
『TAKE NOTES!』から何を学ぶか
#第三回環読プロジェクト:『TAKE_NOTES!』を読む
→第四回環読プロジェクト:『思考の技法』を読む