ルーマンがやっていた手法の分析
日常的に論文や著作を読み、考えたことのメモを残す
単に考えるだけでもなく、赤ペンなどを引いて終わりにするのでもなく、考えを文章の形で書き留めておく
書きながら考える(考えたことを書き残すようにする)
体系的に考えるためには書くことが必要
トピックやサブトピックに応じた体系的な順序を決定しない
変わりに、固定された場所(Stellordnung)を選択すること
着想に固有のIDを与える(全体に対して統一的なID)
そのIDを使うことによって相互接続(リンク)が可能になる
IDの並びが、議論の一つの(他にもあるがとりあえず一つの)流れになっている
インデックスによる任意ではない内部構造を持つ無秩序を維持する
インデックスを参照して書かれたものにアクセスできるように維持する
新しくカードが増えるたびに接続は変更されていく
全体の構造をその後恒久的に決定してしまうようなカード(情報)は存在しない