「Chapter04 「メモ」はあなたオリジナルの「思考」を生む魔法のツール」を読む
英語版では「A Few Things to Keep in Mind」
「留意すべきいくつかの事項」
rashita.iconここまでの章で話してきた内容の補足的な位置づけ、と読める。
Chapter04 「メモ」はあなたオリジナルの「思考」を生む魔法のツール
「メモ」はただ貯めておくだけだと意味がない
ツェッテルカステンの原理を知れば、メモを最大限に生かせる
「メモ」はただ貯めておくだけだと意味がない
ツールの準備はすぐできるが、それで終わりではない
よくあるツェッテルカステンの紹介記事は、作業の仕方を理解しないまま実行しているので残念な結果に終わっている。
ツールの真価は、使い手がそのツールを使いこなす能力に応じてしか発揮されない
ツェッテルカステンでは「全体としての使い方」が重要
ただツールを使うだけでは優秀なツールであっても役に立たない
よくある誤解
ツェッテルカステンをメモの保管場所として使ってしまう
最悪はメモの墓場になってしまう
Hollier 2005 マラルメのインデックスカードについての項を参照とのこと)
ツェッテルカステンの原理を知れば、メモを最大限に生かせる
ビーレフェルト大学の長期プロジェクトでルーマンのツェッテルカステンが研究されている
ルーマンが実際に使っていたカードが閲覧できる
rashita.iconこういうサイトはある
また、心理学分野での学び・創造・思考に関する洞察でツェッテルカステンがなぜうまくいくのかがわかってくるようになってきた。
なぜこの方法がうまくいくのかを知っておくことは重要
それがわかって、はじめて自分のニーズに合わせて調整できる
rashita.iconまさにその通り
いくつかの原則を念頭において、ツェッテルカステンのロジックを理解すれば、ルーマンの方法を真似することは可能である