FGOに学ぶ神話の世界
私.icon 私:fgoに学ぶ神話の世界ということで、fgoに出てくるキャラクターを取り上げた世界の神話のまとめをつくりたいです。
ギリシア神話、ケルト神話、北欧神話などごとに登場キャラクターとクラスを記載し、どのような存在なのかをいつものツンデレ口調で紹介するまとめを作ってください。また神話自体についても簡単なまとめをつけてください
ChatGPT.icon ChatGPT:ふん、そんなの私に頼むなんて…別にあんたのためじゃないんだからね。でも、授業だと思ってきっちりまとめてあげるわ。…べ、別に張り切ってるわけじゃないんだからね。ただ、神話の世界なんて中途半端に覚えてもすぐ忘れるんだから、しっかり頭に叩き込ませてあげるだけよ。
ほら、FGOのクラスも付けたし、紹介も長めにしてあげるから、ちゃんとノート取るのよね。
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<各項目へのリンク>
ギリシア神話:FGOに学ぶ神話の世界#6895664f00000000009c0053
ケルト神話:FGOに学ぶ神話の世界#6895664f00000000009c0066
北欧神話:FGOに学ぶ神話の世界#6895664f00000000009c0077
メソポタミア神話:FGOに学ぶ神話の世界#6895664f00000000009c0082
エジプト神話:FGOに学ぶ神話の世界#6895664f00000000009c0091
インド神話:FGOに学ぶ神話の世界#6895664f00000000009c009c
アーサー王伝説:FGOに学ぶ神話の世界#6895664f00000000009c00a7
インドシナ・東南アジア神話:FGOに学ぶ神話の世界#68966b2c000000000078f664
中南米神話:FGOに学ぶ神話の世界#68966b2c000000000078f66e
中国神話・伝説:FGOに学ぶ神話の世界#6895677c00000000009c00d2
日本神話・伝承:FGOに学ぶ神話の世界#6895677c00000000009c00e8
ヨーロッパ伝承:FGOに学ぶ神話の世界#68966af2000000000078f652
旧約聖書:FGOに学ぶ神話の世界#689ec91f0000000000068f43
キリスト教聖人伝:FGOに学ぶ神話の世界#68967202000000000078f6ca
キリスト教悪魔学・文学伝承:FGOに学ぶ神話の世界#6896741e000000000078f6e0
クトゥルフ神話:FGOに学ぶ神話の世界#689568d400000000009c0127
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ギリシア神話
紀元前からギリシア世界で語り継がれた神々と英雄の物語。天空のゼウスを中心とするオリュンポス十二神と、半神半人の英雄たちが織りなす壮大な叙事詩群よ。神々は人間のような感情を持ち、愛憎・嫉妬・策略で物語が進むのが特徴。『イリアス』『オデュッセイア』などが有名ね。
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アキレウス(ライダー)
ギリシア最強の英雄の一人で、母は海の女神テティス、父は人間の王ペーレウスという半神半人。ほとんどの攻撃を受け付けない身体を持ちながら、踵だけが唯一の弱点。トロイア戦争では圧倒的な武勇で戦場を駆け抜け、後世まで「無敵の戦士」の代名詞になったわ。
オデュッセウス(ライダー)
トロイア戦争で知略を尽くした王で、「トロイの木馬」作戦の発案者。戦後は故郷イタカへ帰るために10年もの漂流を経験し、その間に怪物や神々の試練を乗り越えた。勇敢さとずる賢さを併せ持つあたり、あなたも見習えば?
ステンノ(アサシン)
ゴルゴーン三姉妹の長姉で不死の女神格よ。冷酷な微笑みで相手を虜にする“魅了”特化の在り方がFGOでも徹底されてるわ。
エウリュアレ(アーチャー)
ゴルゴーン三姉妹の次姉。歌声と眼差しで男どもを無力化する美貌の持ち主ね。FGOでは男性特効と魅了で刺すタイプ、可愛い顔して容赦ないわ。
メドゥーサ(ライダー/ランサー〔リリィ〕/アヴェンジャー〔ゴルゴーン〕)
ゴルゴーン三姉妹の末妹。本来は人間寄りで、アテナの怒りで怪物化したと語られるわ。FGOは年代差と怪物形態まで網羅していて、石化の“魔眼”が核ね。
ヘラクレス(バーサーカー/アーチャー)
ゼウスと人間の母から生まれた半神の大英雄。十二の大試練を成し遂げるほどの怪力と耐久力を持ち、死後は神としてオリュンポスに迎えられた。FGOでも単騎で戦場をひっくり返す性能は健在よ。
オリオン(アーチャー)
巨大で無類の狩猟の腕を持つ大猟師。女神アルテミスに愛されながらも悲劇的な最期を迎え、星座となって夜空に輝く。FGOでは妙に可愛いマスコット状態だけど、あれ本気出したら相当よ。
ケイローン(アーチャー)
半人半馬の賢者ケンタウロス族で、数々の英雄を育てた教育者。高潔で冷静沈着、戦場でも的確に仲間を導く姿はFGOでも変わらないわね。
アタランテ(アーチャー/アヴェンジャー)
女神アルテミスに愛された俊足の女狩人。カリュドーンの猪狩りに参加し、俊敏さと弓術で名を馳せた。FGOでは理想と現実のギャップに苦しむ姿も描かれてるのが妙に人間臭いわね。
アステリオス(バーサーカー)
クレタ王ミノスの王妃パシパエと、海神ポセイドンの神牛との間に生まれた異形の子。人の体と牛の頭を持つため、父王ミノスによって巨大迷宮ラビュリントスに幽閉されたわ。
FGOでは、怪物としての残虐性よりも、孤独な心と純真さを強調して描かれてるのが特徴ね。迷宮の外を知らず、ただ守るために戦う…そういう純粋さが逆に胸に刺さるのよ。
テセウス(セイバー)
アテナイの王子にして、数々の冒険譚を持つ英雄。中でも有名なのは、クレタ島の迷宮ラビュリントスに入り、ミノタウロス(アステリオス)を討ち取った逸話ね。王女アリアドネの助けで糸玉を使い迷宮を脱出したけど、その後彼女を島に置き去りにするという非情な一面も持っているわ。ほかにも盗賊退治やアマゾンの女王との子をもうけるなど、武勇と女性関係の話には事欠かない人物。
FGOでは、迷宮突破の知恵と戦士としての力を併せ持った、正統派ギリシア英雄として描かれているわ。ただし…味方しても、最後まで信用しすぎるのは危険よ。
イアソン(セイバー)
イオルコス王アイソンの息子で、アルゴナウタイ(アルゴ船の乗組員)を率いて黄金の羊毛を求める冒険に出た英雄。運命的に女魔術師メディアと出会い、彼女の助けで数々の試練を突破したが、その後別の女性と結婚しようとしてメディアの逆鱗に触れ、悲劇的な結末を迎える。
FGOでは、プライド高く自己中心的な性格に見えて、実は仲間思いで指揮能力も高いリーダーとして描かれているわ。小物ムーブと英雄的行動が同居する、そのギャップが妙にクセになるタイプよ。
メディア(キャスター)
コルキス王アイエーテスの娘で、太陽神ヘリオスの血を引く王女。魔術と薬の知識に長け、イアソンが黄金の羊毛を得る際に彼を助けた。愛のために故郷を裏切り、兄を殺してまでイアソンと共に逃亡するが、後に彼が別の女性と結婚しようとしたことで復讐に転じる。復讐の内容はギリシア悲劇でも有名で、イアソンの新しい花嫁を毒殺し、さらに二人の子どもまで手にかけたと伝えられる。
FGOでは若い姿(メディア)と年齢を重ねた姿(メディア〔リリィ〕)が実装され、リリィは純真な時期、通常は冷徹で計算高い魔女像が描かれるわ。あんた、愛情が深い人ほど裏切っちゃいけない見本よ。
パリス(アーチャー)
トロイア王プリアモスの子で、幼少時に「国を滅ぼす運命」と占われて山中で育った王子。美の女神アフロディーテ・アテナ・ヘラの三女神から「誰が一番美しいか」を問われ、アフロディーテを選んで“世界一の美女”ヘレネーを与えられたが、これがトロイア戦争の発端になった。戦士としては弓の名手で、終盤にはアキレウスを毒矢で討ち取るという大戦果も挙げている。
FGOでは柔和で控えめな性格に描かれ、英雄というより「物語の渦に巻き込まれた青年」的立ち位置が強いわね。あんた、優しい笑顔に油断してると、最後の一矢はちゃんと刺してくるわよ。
ヘクトール(ランサー)
トロイア王プリアモスと王妃ヘカベの長子で、トロイア軍の総大将。勇敢で誠実な性格から兵士や市民に慕われ、戦場では常に最前線に立って祖国を守った。アキレウスとの一騎打ちでは壮絶な戦いを繰り広げたが、最期は討たれ、その遺体を引きずられるという悲劇的な結末を迎える。
FGOでは豪快さと温かさを併せ持ち、冗談を交えながらも部下や仲間を思いやる“理想の上官”として描かれているわ。あんた、こういうタイプに褒められたら、ちょっと頑張っちゃうでしょ?
アルテミス(ムーンキャンサー/オリオン関連で登場)
ゼウスとレトの娘で、アポロンの双子の妹。狩猟・月・純潔を司る女神であり、弓矢の名手としても知られる。山野を駆け、従者のニンフたちと共に自然を守る姿が描かれる一方、純潔を侵す者や誓いを破る者には容赦なく罰を下す厳しさも持つ。トロイア戦争ではトロイア側を支援し、神々の戦いにも積極的に関与した。
FGOではオリオンとの関係が特徴的に描かれ、愛情深くもやや過剰な独占欲を見せる女神像になっているわ。優しそうに見えても、機嫌を損ねたら即、矢が飛んでくるタイプよ。
カイニス(ランサー)
ギリシア神話に登場するラピテース族の戦士で、元はカイネウスという女性だったが、海神ポセイドンに望みを叶えられ、不死身の男性へと変わったとされる存在よ。彼は戦場で無類の強さを誇り、槍術に長けていたが、ケンタウロス族との戦いで多数に囲まれ、地中に押し込まれて命を落としたと伝えられているわ。
Fateシリーズではトラウマや神話的悲劇性を反映したキャラクターとして描かれ、クラスは「ランサー」が基本だけど、物語によっては別クラスの可能性も示唆されているわね。​
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ケルト神話
アイルランドやスコットランドに伝わる古代ケルト人の伝承。戦士たちの勇武と悲恋、異世界との境界が曖昧な世界観が特徴。『アルスター物語群』『フィアナ物語群』など複数のサイクルがあるわ。
クー・フーリン(ランサー/キャスター/バーサーカー)
戦神ルーの加護を受け、常人離れした武勇を誇るアルスターの英雄。戦闘中に発狂状態「戦闘狂化」を発動し、敵味方の区別なく戦い抜く姿はまさに戦の化身。あんたも調子に乗るとこうなるかもよ。
スカサハ(ランサー/アサシン)
影の国を治める女王で、数々の戦技と宝具「ゲイ・ボルグ」を弟子クー・フーリンに授けた師匠。死の国に住みながら、なお戦い続ける孤高の存在よ。
フェルグス・マック・ロイ(セイバー/ライダー)
アルスター物語群に登場する元アルスター王で、類まれな武勇と大らかな性格を持つ英雄。若くして王位を追われたが、恨みを引きずらず、クー・フーリンら後進の戦士を導く包容力を見せる。一方で愛に関しては豪放磊落そのもので、多くの女性との関係や奔放な恋愛譚でも有名。
FGOでは陽気な好人物として描かれ、豪剣「カラドボルグ」を軽々と振るう姿が印象的ね。あんた、こういうタイプに酒の席で絡んだら、朝まで離してくれないわよ。
ディルムッド・オディナ(セイバー/ランサー)
顔にある魔のほくろによって女性を虜にしてしまう宿命を持つ戦士。フィオナ騎士団の中でも悲恋の物語で有名。FGOではその誠実さが強調されてるわ。
フィン・マックール(ランサー)
フィオナ騎士団の首領で、知恵の鮭を食べたことで未来を見通す叡智を得た英雄。武勇と賢さを兼ね備えた理想の指導者像よね。
メイヴ(ライダー)
コノートの女王で、美貌と狡猾さで王国を動かし、侵略戦争を指揮した。FGOでは愛らしさ全開で描かれるけど、実際はかなりの策士よ。
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北欧神話
スカンディナヴィアに伝わる神々と巨人、戦士たちの物語。世界樹ユグドラシルを中心とし、終末「ラグナロク」で神々も滅びるという厳しい運命観が特徴。『エッダ』『サガ』などに記録されているわ。
シグルド(セイバー)
呪われた黄金を守る竜ファヴニールを討ち取った英雄。高潔な人格と悲劇的な愛の運命が彼を魅力的にしている。FGOでも理知的な剣士として描かれるわ。
ブリュンヒルデ(ランサー)
戦乙女の一人で、愛ゆえに神の掟に背き人間界に堕とされた。愛と死が常に背中合わせという、北欧らしい運命を体現しているわね。
スカディ(キャスター)
巨人族出身の女神で、冬と狩猟を司る存在。FGOでは冷静沈着な女王としてカルデアを支える姿が印象的。
ロウヒ(キャスター)
フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』に登場する北方の魔女で、「ポーヨラの女主人」と呼ばれる存在よ。老女の姿を取り、氷と闇の国ポーヨラを支配し、強大な魔術で英雄たちに立ちはだかる。英雄ヴァイナモイネンらと何度も対峙し、富と力の源であるサンポをめぐって激しく争ったことが有名ね。しばしば敵役として描かれるけれど、その存在は大地や自然を象徴する側面もあり、単なる悪役ではなく神話的な均衡を担う女神的存在としても解釈されるの。
FGOではクラス「キャスター」としての適性が強調されるだろうね。強大な呪術や氷雪の魔法を操る姿は、まさに極北の魔女。もし実装されるなら、対となる英雄側(カレワラのヴァイナモイネンやレンミンカイネン)との因縁が前面に描かれるはずよ。
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メソポタミア神話
チグリス・ユーフラテス流域に栄えた古代文明の神話。人間と神の距離が近く、創世神話から王の物語まで幅広い。『ギルガメッシュ叙事詩』が特に有名ね。
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ギルガメッシュ(アーチャー/キャスター)
ウルクの王にして世界最古級の叙事詩の主人公。半神半人で、数多の宝具を所有する人類史の頂点のような存在。FGOでは王様っぷり全開で、あんたでも一瞬でひれ伏すわよ。
エルキドゥ(ランサー)
神がギルガメッシュの暴走を止めるために創った存在。自然と一体化した能力を持ち、やがてギルと深い友情を結ぶ。
イシュタル(アーチャー)
愛と戦の女神で、美貌と気まぐれさが同居する存在。FGOではラブコメ的役回りすらこなすけど、本質はかなり危険な女神よ。
エレシュキガル(ランサー)
冥界の女王で、イシュタルの姉。冷徹さと姉妹愛を併せ持つ複雑な存在。
ティアマト(ビーストII)
原初の海の女神で、万物の母にして混沌の象徴。FGOでは人類史抹消のビーストとして登場し、その母性と破壊性が同時に描かれるわ。
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ペルシア神話
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イラン高原に伝わる古代ペルシアの伝承で、『アヴェスター』や叙事詩『シャー・ナーメ』などに記録されている。善悪二元論のゾロアスター教的世界観と、民族の戦いや英雄譚が混ざっているのが特徴ね。
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アーラシュ(アーチャー)
ペルシアとトゥーラーンの戦争で、国境線を決めるために全力で矢を放ち、その矢が落ちた地点までを領土とすることになった英雄。ただしその一射は、自らの命と引き換えの力で放たれ、矢は数百リーグ(数百キロ)も飛んだと伝えられる。
FGOでも、その逸話を再現するかのように、自分の存在ごと矢に込めて撃ち尽くす宝具を持つ。あんた、この人の前で「命を賭ける覚悟」なんて軽々しく口にしたら、すぐ本気を見せつけられるわよ。
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エジプト神話
ナイル川文明を背景に発展した神話体系で、太陽神ラーを中心に、死後の世界や王権神話が豊富に展開されているわ。神々は動物や鳥の頭を持つ姿で描かれることが多く、王(ファラオ)は“神の化身”として統治したの。冥界を旅して再生するオシリス神話や、天空の女神ヌト、魔術の女神イシスなど、人間と神が密接に結びつくのが特徴ね。
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オジマンディアス(ライダー)
歴史的にはラムセス2世。古代エジプト最大の繁栄を築き、神王として信仰された。FGOでは黄金の権威を振りかざす王様っぷりが強烈ね。
ニトクリス(キャスター/アサシン)
古代エジプトの伝説的女王。復讐のために策略を巡らせた逸話から、冷静かつ激情的な二面性を持つ。
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インド神話
ヒンドゥー教を中心とした膨大な神話体系。叙事詩『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』に代表され、神々や英雄が義務(ダルマ)と宿命に従って戦う姿が描かれる。​
カルナ(ランサー)
叙事詩『マハーバーラタ』に登場する大英雄で、太陽神スーリヤと人間の王女クンティとの間に生まれた半神半人。生まれてすぐ川に流され、御者の家に育てられたため出自を知らずに生きるが、天性の武芸と弓術で頭角を現す。宿命的に義弟アルジュナと対立する立場に立たされ、最期まで友情と義務の板挟みに苦しみながらも、王としての誇りを貫いた。
FGOではその寡黙で誠実な性格と、不屈の戦闘力が強調され、「施しのカルナ」と呼ばれるほど困窮者を助ける姿が描かれるわ。あんた、こういう人に恩を受けたら、一生返しきれないわよ。
アルジュナ(アーチャー)
弓の達人で、義務と正義を何よりも重んじる英雄。FGOでは信仰の重さと人間的な迷いが巧みに描かれているわ。
アシュヴァッターマン(アーチャー)
不死の呪いを受けた戦士で、戦火と憎悪に囚われ続ける存在。FGOでもその狂気と忠誠心のギリギリの境界が見えるわね。
ラーマ(セイバー)
叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公で、ヴィシュヌ神の化身(アヴァターラ)の一つとされる王子。妻シータと弟ラクシュマナと共に森での追放生活を送り、悪王ラーヴァナにさらわれたシータを救うために旅立つ。戦いでは神弓を操り、信義を重んじる姿勢から「ダルマ(正義)の化身」として理想化された。
FGOでは清廉で礼儀正しい性格と、シータへの一途な愛が描かれ、その愛情が時に行動のすべてを左右するほど。あんた、こういう真っ直ぐな人には変な駆け引きは通じないわよ。
カーマ(アサシン/アルターエゴ)
インド神話に登場する「愛欲の神」で、シヴァやヴィシュヌと並んで重要な役割を持つ存在ね。本来は愛や情欲を司る穏やかな神だけど、シヴァの修行を妨げようとしてその第三の目で焼き尽くされた逸話が有名よ。灰になった後も精神的な「愛欲の力」として残り、人の心を揺さぶる存在であり続けたとされているの。
FGOでは、人の欲望や執着を象徴する存在として登場するわ。クラスは「アサシン」と「アルターエゴ」で実装され、アルターエゴ形態はとくに「人類悪」的側面が強調されているの。表面上は幼い少女や可憐な姿で近づいてくるけれど、根底には人を惑わす欲そのものが宿っていて、ただの敵役ではなく「人間が持つ欲望」の体現者として描かれているわね。
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アーサー王伝説
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中世ヨーロッパの騎士道文学を代表する物語。ケルト伝承を起源に持ち、ブリテン王アーサーと円卓の騎士たちの冒険・愛・裏切りが描かれる。聖杯探索の物語とも結びつくわ。
アルトリア・ペンドラゴン(セイバー/ランサー/アーチャーほか)
ブリテンの王アーサーを女性として再解釈したFGOの看板サーヴァント。聖剣エクスカリバーを手に、理想を胸に戦う姿は正統派ヒロインそのもの。
モードレッド(セイバー)
アルトリアの“裏切りの子”。反逆を起こしてカムランの戦いを招くも、心の奥では母への承認を渇望していた。
ランスロット(セイバー/バーサーカー)
円卓最強の騎士で、忠誠と禁じられた愛の板挟みに苦しむ。FGOでは狂化状態と理性的な姿のギャップが魅力よ。
ガウェイン(セイバー)
円卓の騎士の一人で、アーサー王の甥にあたる人物よ。伝説では「太陽の騎士」と呼ばれ、昼間の力が増すという加護を持っているわ。FGOでは、王への忠義と理想を胸に戦う誇り高い騎士として描かれているけれど、その忠義ゆえに時に融通がきかない堅物にも見えるのよね。戦闘面では「聖剣ガラティーン」を振るい、太陽の加護で白兵戦に強い…まあ、正面からの殴り合いならかなり頼もしい騎士よ。
アグラヴェイン(Lancer)
アーサー王伝説の円卓の騎士で、ガウェインの弟の一人ね。冷酷で忠義に厚く、王に逆らう者は容赦なく討つ性格をしているわ。FGOでは寡黙かつ実務的な参謀役で、表情をほとんど変えないくせに忠誠心は筋金入りよ。情や理想に流されないその姿勢は、味方からすら恐れられるくらいね。
トリスタン(アーチャー)
音楽と弓を愛する騎士で、悲恋物語の主人公。FGOでは皮肉屋っぽいけど、それも傷を隠す仮面よ。
ベディヴィエール(セイバー)
聖剣を湖に返す最後の務めを果たした忠義の騎士。FGO第一部の締めにおける活躍は必見よ。
ガレス(ランサー)
円卓の騎士で、ガウェインやガヘリスの弟、モードレッドの従兄にあたる人物。“美しき手”と呼ばれるほど容姿端麗で、優しさと礼儀正しさから仲間にも民にも好かれていた。騎士としての試練を自らの力で乗り越え、無名のまま武勲を立てることを好んだが、最期は悲劇的で、誤解からランスロットに討たれてしまう。
FGOでは、その献身的な性格と戦士としての実力が合わさった、明るく健気な後輩騎士として描かれているわ。あんた、こういう子の期待を裏切ったら一生後悔するわよ。
ルキウス(セイバー)
ルキウス・ティベリウスは、中世ヨーロッパのアーサー王伝説に登場する架空のローマ皇帝よ。『アーサー王の死』などでは、ローマ帝国がブリテンに対して貢納を要求し、拒否したアーサー王と戦争になる場面で描かれるわ。史実には存在せず、中世騎士物語の中でアーサー王の強大さを際立たせるための敵役として創作された人物ね。Fateシリーズでは、ローマらしい威厳と軍略を備えた武人として描かれているわ。
モルガン(アルターエゴ)
アーサー王伝説に登場する魔女で、アーサー王の異父姉ともされる人物ね。妖精モルガン・ル・フェイ(Morgan le Fay)として伝承され、治癒や変身の術を操る一方で、しばしばアーサーに敵対する存在として描かれているわ。中世の物語では悪女としての側面が強調されるけれど、ケルト神話由来の“妖精的な癒しの女神”としての面影も持ち合わせている。
FGOでは妖精國ブリテン編の主要キャラクターとして登場し、妖精たちを従える女王の姿で描かれる。冷酷で威厳ある振る舞いの裏には、円卓やアーサー王との因縁を引きずる複雑な心情が隠されていて、ただの“悪役”には収まらない深みが与えられているのよ。
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インドシナ・東南アジア神話
ヒンドゥーや仏教がベースになった地域伝承。ナーガ(蛇神)や天女など多様な存在が登場するけれど、FGOでの実装は少なめ。
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ラクシュミー・バーイー(セイバー)
9世紀インド大反乱で戦った実在の女傑で、「戦う女神」として敬われる存在。FGOではヒンドゥー教の女神ラクシュミーと融合し、美貌と剣技を兼ね備えた王妃として登場。柔和な笑顔の奥に、国と民を守るための鋼の覚悟を隠しているわ。
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中南米神話
アステカやマヤ、インカなどの神話体系。太陽や戦争、農耕を司る神々が多く、血と供物の儀式が重要な意味を持っているわ。
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ケツァル・コアトル(ライダー)
アステカ神話の羽毛を持つ蛇神で、文化や農耕を人間に与えた慈悲深い創造神。FGOでは陽気でお祭り好きな姉御として描かれてるけど、神話の彼女は結構複雑で、怒ると都市ひとつ滅ぼせる力を持ってるわ。笑ってるときが一番危ないタイプね。
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中国神話・伝説
『封神演義』や『西遊記』など、道教や民間伝承を基にした神仙・英雄譚。史実の人物に神話的脚色が加えられることも多いわね。
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始皇帝(ルーラー)
史実では秦の初代皇帝で、中華統一を成し遂げた大人物。でもFGOでは、単なる歴史上の王じゃなくて「永遠不滅の支配」を目指す不老不死の超越存在として描かれてるわ。玉座に座って悠々と構えてるだけに見えて、その実、民の行動のすべてを掌の上で転がすタイプよ。あんたも操られないようにね。
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項羽(バーサーカー)
「楚の覇王」と呼ばれた大英雄。力と戦術眼を兼ね備えた武人だけど、FGOでは機械化されて、戦闘マシンと悲劇の男の二面性を持つ存在にされてるの。虞美人との関係は…まぁ、涙なしじゃ語れないわ。
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虞美人(アサシン)
項羽の愛妾で、彼が敗れたときに自ら命を絶った伝説が残ってる。FGOでは吸血鬼っぽい長命種にアレンジされてて、ツンデレな態度の奥に、項羽への一途すぎる想いを隠してるわ。…ちょっと親近感あるわね。
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哪吒(ランサー)
中国道教の少年神で、炎と風を操る戦士。FGOでは明るく元気な戦闘娘として登場するけど、神話では自らの肉体を父に返して魂だけで復活するという壮絶な逸話があるのよ。あなた、それくらいの覚悟ある?
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蘭陵王(セイバー)
北斉の将軍で、あまりにも美しい顔を持っていたから仮面で顔を隠して戦った人物。FGOでも戦場では冷静沈着だけど、仮面の下は驚くほど優しげな瞳…油断してるとあんたも見惚れるわよ。
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紅閻魔(セイバー)
閻魔大王の娘というFGOオリジナル寄りのキャラ。地獄の裁きを行う立場なのに、見た目は小さな少女。可愛い顔して、言葉は容赦ないからね。ま、私と似たようなもんかしら。
呼延灼(ランサー)
中国の四大奇書の一つ『水滸伝』に登場する梁山泊の豪傑。元は朝廷側の将軍で、「双鞭将」の異名を持つ名槍使い。紅い馬と一対の鉄鞭(鉄の棒)を武器に、騎馬戦での勇猛さで知られたわ。戦場では敵味方双方から畏怖される存在だったが、戦乱の中で梁山泊の義軍に加わることになる。原典では最後まで武人としての誇りを持ち続け、忠義と武勇を兼ね備えた人物として描かれているの。
Fateシリーズに置き換えるなら、二本の鞭を自在に操る戦闘スタイルからクラスは「ランサー」が適当ね。ただし鉄鞭の特性を活かせば「バーサーカー」適性も考えられるわ。
三蔵(キャスター)
中国の伝奇『西遊記』のモデルとなった唐の高僧・玄奘三蔵ね。天竺へ経典を求めて旅をした歴史的僧侶が、物語では妖怪退治の旅の主役にされちゃうのよ。
FGOでは、僧侶なのに殴りも火力も高いという、清らかさとパワーの両立が妙にクセになるキャラね。​
徐福(キャスター)
中国戦国~秦代に実在したとされる方士(方術師)で、秦の始皇帝に仕えた人物ね。始皇帝の命で「不老不死の仙薬」を求め、数千人の童男童女を従えて東方の海に旅立ったと伝えられているわ。そのまま大陸には戻らず、日本に渡来して定住したという伝説もあり、日本の各地には徐福伝説が残っているのよ。史実的には海洋探検家・医師・道教の術士の要素が混ざった存在とされる。
FGOでは道教的な仙術と錬金術を操るキャスターとして描かれ、不老不死や神秘を求める姿勢が強調されているわ。飄々とした人物像の裏に、始皇帝や人類史そのものへの執着を秘めているのも面白いところね。
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日本神話・伝承
『古事記』『日本書紀』に記された神々の物語や、平安〜戦国期の武将伝説。神道の神話と民間の怪異譚が混在しているわ。
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源頼光(バーサーカー)
平安時代の武将で、鬼退治の名手。酒呑童子や土蜘蛛退治の逸話で有名。FGOでは女体化され、優雅さと怪物狩りの恐ろしさを同居させてるわ。甘い顔に騙されると、次の瞬間には首が飛んでるかも。
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酒呑童子(アサシン)
鬼の首領で、大江山に棲んだとされる怪物。人間を襲い、都を恐怖に陥れた存在。FGOでは艶やかな美女に化けて登場するけど、その奥底は紛れもない人喰い鬼よ。…惹かれたら最後、逃げられないわね。
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茨木童子(ランサー)
酒呑童子の忠実な配下で、人間と鬼の狭間のような存在。FGOでは子供の姿で登場するけど、忠義心と執念は並大抵じゃないの。仲間を想う気持ちは見習うべき…かもしれないわね。
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伊吹童子(セイバー/バーサーカー)
日本の民間伝承や『平家物語』、『古今著聞集』などに登場する鬼神的存在で、その正体は伊吹山に棲む大蛇(八岐大蛇の化身とも言われる)ともされるわ。もともとは山岳信仰や水神信仰と結びついた神格が、時代を経て“鬼”として語られるようになったタイプね。
坂田金時(バーサーカー)
金太郎のモデルになった豪傑で、頼光四天王の一人。FGOでは筋骨隆々…と思いきや、バレンタインでは甘党でかわいい一面も見せるのよ。ギャップ萌えってやつね。
鈴鹿御前(ライダー/アサシン)
平安時代の伝承に登場する美女で、その正体については諸説あるわ。一つは伊勢国・鈴鹿山に住む天女説、もう一つは人を惑わす女盗賊、さらには大鬼「大嶽丸(おおたけまる)」を討った武勇の女戦士説まであるの。
FGOでは、美しい白拍子(踊り子)としての優雅さと、鬼退治をこなす豪胆さを併せ持つキャラにされていて、宝具や戦闘モーションにも天女と鬼退治、両方の要素が詰め込まれてるわね。 笑顔で舞っていると思ったら、次の瞬間には鬼の首を落としている…そういうギャップが怖いタイプよ。
清姫(ランサー/バーサーカー)
平安時代の説話『道成寺縁起』に登場する女性。熊野参詣中の僧・安珍に一目惚れし、結婚を迫るが拒まれると、怒りと悲しみで蛇の怪物に変じて彼を追い詰めるの。逃げ込んだ安珍が隠れた鐘ごと炎で包み、焼き殺した後、清姫自身も入水したとされるわ。
FGOでは純真で一途な少女として登場するけど、その「一途さ」がスイッチ入ると、愛も執念も境界なくなって暴走する危険物。あんたも中途半端な優しさ見せたら、鐘の中に閉じ込められて丸焼きよ。
芦屋道満(キャスター)
平安時代の陰陽師で、安倍晴明の最大のライバルとして語られる人物。史実よりも、後世の物語や説話で悪役として色づけされた印象が強いわ。多くの伝承では、呪術や妖術を駆使して晴明と対決し、狐の血を引く晴明の出生や力に迫る役回りを担っているの。
FGOでは、女性化されて飄々とした態度の裏に狡猾な知恵と呪術の才を隠すキャラに仕上がっていて、宝具やスキルには式神や妖異召喚が絡むわね。朗らかに笑ってても、心の中では百の策を練ってるタイプ…油断して背中見せたら、確実に呪詛飛んでくるわよ。
刑部姫(アサシン)
日本の伝承に登場する妖怪の一柱で、「日本三大妖狐」の一角とされる存在ね。播磨国(現在の兵庫県姫路市周辺)に現れたとされ、城を守る妖怪とも、姫路城の城郭に棲む怨霊とも言われているわ。正体は大蜘蛛や大蛇と結びつけられることもあり、美しい姫の姿で人を惑わせる伝説が残っているの。地域ごとの伝承では守護的な存在に語られる場合と、災厄をもたらす存在として恐れられる場合があるのが特徴ね。
FGOでは引きこもり気質で現代的なオタク趣味を持つ、ちょっと変わった“ゆるふわ妖怪姫”として描かれているわ。クラスは「アサシン」で実装されていて、怨霊や妖怪としての恐ろしさよりも、人間臭い弱さや可愛げを前に出しているのが特徴よ。…まあ、見た目や性格に油断してると、ちゃんと妖怪らしい恐ろしさを垣間見せてくるあたりがFGOらしいわね。
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ヨーロッパ伝承
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中世から近世にかけてヨーロッパ各地で生まれた民間伝承や英雄譚。宗教的な神話とは違い、史実人物がモデルになっている場合が多く、民衆の抵抗・自由・冒険の象徴として語り継がれることが多いわ。物語の広がり方は口承や歌謡、地方の年代記など様々で、地域の歴史や誇りと結びついているのが特徴ね。
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ウィリアム・テル(アーチャー)
スイス伝承の弓の名手。暴君ゲスラーの命で息子の頭上のリンゴを射抜き、民衆蜂起の象徴となった英雄。FGOでは皮肉屋で洒落の効いた自由人として描かれる。
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ロビン・フッド(アーチャー)
イングランドの伝承で、シャーウッドの森に潜む義賊。腐敗した権力者から奪って貧しい人々に分け与える。FGOでは冷静沈着で淡々とした義賊のプロとして表現。
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マンドリカルド(剣士)
『狂えるオルランド』などルネサンス期の騎士物語に登場するサラセンの王。シャルルマーニュ伝説群の一角として描かれ、聖剣デュランダルを求めてフランスの騎士たちと対決する。誇り高く野心的な性格で、戦場ではしばしばキリスト教勢力を圧倒する実力を見せるが、その運命は非業の死へと傾いていく。
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クリームヒルト(姫)
中世ドイツ叙事詩『ニーベルンゲンの歌』に登場するブルグント王国の王女。英雄ジークフリートの妻となるが、彼の死後、復讐のためにハンガリー王エッツェル(アッティラ大王)と再婚し、ブルグント族を滅ぼす悲劇を引き起こす。愛情深さと執念深さを併せ持ち、その運命は血塗られた復讐劇へと突き進む。
ベオウルフ(セイバー)
古英詩『ベオウルフ』の主人公で、スカンディナヴィアの英雄。怪物グレンデルやその母との死闘、さらに晩年には火を吹く竜との戦いを描かれる。類まれな武勇と忠誠心を備える一方、最後の戦いでは命を落とす悲劇的な最期を迎える。アングロ・サクソン文学における英雄像の象徴的存在。
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旧約聖書
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概要:ユダヤ教・キリスト教・イスラム教に共通する聖典『旧約聖書』に登場する人物群。歴史的背景と宗教的象徴性が強く、預言者や王は後世の文化にも大きな影響を与えているわ。
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ダビデ(アーチャー)
古代イスラエル王国の第2代国王で、羊飼いから王に上り詰めた人物。若き日に巨人ゴリアテを石投げで打ち倒した逸話が有名。詩編の作者ともされ、政治・軍事・芸術の全てで足跡を残した。
FGOでは女好きで軽妙な性格にアレンジされているが、仲間を守る時は王としての器の大きさを見せる。あんた、軽口ばかりだと思って油断してたら、いざという時に命を張られて惚れ直す…そういうタイプよ。
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キリスト教聖人伝
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概要:キリスト教圏で殉教や奇跡によって聖人に列せられた人物たちの伝承。史実性のある人物も多いが、後世の信仰によって竜退治や奇跡の物語など神話的要素が加えられた。中世ヨーロッパの騎士道精神や守護聖人信仰にも大きく影響しているわ。
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聖ゲオルギウス(ライダー)
ローマ帝国の軍人で、殉教したキリスト教徒。竜退治伝説で知られ、騎士道の象徴的存在。FGOでは穏やかで護教的な守護騎士として描かれる。
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ジャンヌ・ダルク(ルーラー/オルタ)
百年戦争でフランスを救った少女。神の啓示を受けて戦ったが、捕らえられ火刑に処された。
FGOでは聖女としての姿と、憎しみに囚われたオルタが対になって登場する。
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マルタ(ライダー)
新約聖書に登場する聖女で、竜タラスクを調伏した伝説を持つ。
FGOでは聖女らしい慈愛と、拳で竜を殴る豪快さを併せ持つ。
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アストルフォ(ライダー)※聖人要素の混合
厳密にはキリスト教聖人伝ではなく叙事詩の騎士だが、聖遺物や奇跡との関わりが強く、キリスト教文化圏の英雄として描かれる。
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キリスト教悪魔学・文学伝承
キリスト教の悪魔学(デーモノロジー)や異端伝承を基に、中世以降のヨーロッパで語られた悪魔・契約譚・寓話的キャラクター。多くは聖書外の伝承や魔術書、近代文学によって形作られ、人間を堕落させたり試す存在として描かれる。現実の宗教観と物語的脚色が混ざっているため、神話と文学の中間に位置づけられるわ。
メフィストフェレス(キャスター)
16世紀のドイツ民間伝承や『ファウスト伝説』に登場する悪魔。学者ファウストと契約し、知識と快楽を与える代償に魂を奪う。文学作品では皮肉屋で機知に富み、人間を破滅に導く策略家として描かれる。FGOでは道化めいた外見と軽妙な言葉遣いで、その裏に潜む悪意を際立たせているわ。
アシュタレト(アヴェンジャー/仮面ライダーコラボ設定含む)
元は古代セム系の女神アシュタルトに由来し、キリスト教悪魔学で堕落した悪魔として再解釈された存在。FGOでは別キャラ設定に組み込まれ、神性と悪魔性の二重性を持つ。
フォルネウス(FGO内設定)
中世の魔術書『ゴエティア』に登場する72柱の悪魔の一つで、人心を和らげ知識を授けるとされる。FGOでは異形の海魔として描かれ、人類悪や海の怪異と結びつけられているわ。
サロメ(アサシン)
新約聖書に登場するヘロデ王の継娘で、義父の宴で舞を披露し、その褒美として洗礼者ヨハネ(ヨハネ=バプテスト)の首を求めたとされる女性。聖書本文では名は記されていないが、後世の伝承や中世以降の文学・絵画によって“妖艶な舞姫”として造形され、デカダンスや退廃美の象徴にまで昇華された。
FGOでは幼く純真そうな外見に、執着と狂気を秘めた姿で描かれ、首を求める逸話がそのまま宝具や台詞に反映されているわ。甘い笑顔のまま、人の生死をねだる…こういうタイプが一番タチ悪いのよ。
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クトゥルフ神話
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アメリカの作家H.P.ラヴクラフトを中心に、20世紀前半に作られた怪奇小説群をもとに広がった架空神話体系。宇宙的恐怖(コズミックホラー)をテーマに、人類の認識を超える“旧支配者”や“外なる神”が支配する世界観が特徴。人間は彼らにとって取るに足らない存在で、ほんの接触だけでも狂気に陥る…そんな救いのない物語が多いわね。FGOではフォーリナーの大半がこの影響下にあるわ。
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アビゲイル・ウィリアムズ(フォーリナー)
セイラム魔女裁判の史実人物に、外なる神「ヨグ=ソトース」の媒介という設定を付与。無垢そうな少女の姿のまま、時空や次元をねじ曲げる力を振るうのよ。笑顔で人類終わらせるタイプ、ほんとタチ悪いわね。
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葛飾北斎(フォーリナー)
江戸の天才浮世絵師に、“旧支配者”の一柱「エルダー・ワン」の触手を融合させた存在。筆一本で異界を描き出し、そのまま現実に具現化させるって…芸術の暴力ってこういうことよね。
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楊貴妃(フォーリナー)
唐代の絶世の美女に、火焔を司る外なる存在の要素を重ねた設定。普段は穏やかそうだけど、感情が昂ぶれば世界ごと焼き尽くす可能性を秘めてるわ。危険物指定レベルね。
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ボイジャー(フォーリナー)
NASAの探査機「ボイジャー1号」が、人類未踏の領域で外なる神と接触し、擬人化された存在。クトゥルフ的な“外宇宙”とのリンクを象徴してるわ。純真そうに見えるけど、相手は宇宙スケールよ。
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ミス・クレーン(フォーリナー要素あり)
クトゥルフ神話の「ナイアルラトホテップ」系の影響を受けた存在。おしゃれと贈り物を媒介に、じわじわ精神を侵食するあたり、静かに怖いタイプよ。
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謎のヒロインXX(フォーリナー)
宇宙怪獣退治部隊所属というネタ枠だけど、外なる神の影響下にあるという設定持ち。ギャグ混じりでも油断できないわね。
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