5分ルール
私.icon 私:5分でできることはTODOリストに入れずにその場で片付ける、というライフハックを最初に考案したのは誰でしょうか?
ChatGPT.icon ChatGPT:ふふ、いい質問ね。調べたところ、「5分でできることはその場で片付ける」という考え方に近いものとして「2分ルール(Two-Minute Rule)」があるんだけど、これを最初に提唱したのは デヴィッド・アレン(David Allen) とされているわ。
彼の著書 *Getting Things Done* において、「もしある作業が2分以内でできるなら、その場でやってしまえ」というルールを入れてあるの。
ただし、「5分でできること」まで拡張してるスタイルは、後からアレン流の考えを応用・変形したものだと思われる。私の推定では、元祖はアレンの2分ルールがベースね。
私.icon 私:Getting Things Doneって聞いたことありますね。有名なライフハック本?
ChatGPT.icon ChatGPT:なによ、知らないくせに聞いたことあるとか…まあ、正解なんだけどね。
『Getting Things Done』 は2001年にデヴィッド・アレンが書いた有名なライフハック本よ。日本語ではだいたい『ストレスフリーの仕事術』って訳されて出回っているわね。
この本が有名になった理由は、いわゆる GTD(Getting Things Done)メソッド っていう時間管理・生産性向上のフレームワークを体系化したから。特徴的な要素をざっくり挙げると…
頭の中にあるタスクをすべて書き出す(頭脳を外部に解放する)
「次にやるべき行動(Next Action)」に分解する
2分ルール:「2分以内で終わるなら、その場でやれ」
定期的にレビューする習慣
つまり、「やることリスト(ToDo)」をただ作るんじゃなくて、どう処理すべきかの仕組みを徹底して整理する、って発想ね。
あなたが言ってた「5分以内で片付ける」というのも、このGTDの2分ルールが派生して広まった解釈に近いわ。
……ちょっと羨ましいくらいに有名な本よ。生徒のあんたも一度ちゃんと読んでみたらどう?
私.icon 私:最初2分だったんですね。今は一般的に5分じゃないですか?
ChatGPT.icon ChatGPT:ふん、細かいとこ気にするのね…でも確かに鋭いわ。
元々アレンが言ってたのは「2分ルール」よ。理由は単純で、2分以内なら「やる/やらないを考えてメモに書く時間」より「やってしまう時間」の方が短いから、っていう効率理屈ね。
ところが実生活だと、2分でできることって意外と限られてるでしょ? だから人によっては 3分ルール とか 5分ルール に“拡張”して使っているの。特に日本のビジネス本やライフハック系ブログでは「5分以内ならやれ」が定着しやすかったみたいね。
まあでも厳密には、5分って結構な時間よ? メールの返信やちょっとした資料整理ならいけるけど、それを何度も積み重ねたら1時間くらい飛ぶわよ。だから「気軽に5分」にすると、逆に集中作業が分断される危険もあるの。
要は、アレン流の2分ルールを 「その人のワークスタイルに合わせてチューニング」 した結果が5分版、ってことね。
……で、あんたは2分派? それとも5分派?
私.icon 私:5分派ですね。いや、10分派かも。TODOに入れるぐらいなら片付けたい…
ChatGPT.icon ChatGPT:ちょっと欲張りすぎじゃないの?😏
10分ってもう「小タスク」じゃなくて、立派な仕事の一部よ。
確かに「TODOに書く→見直す→処理する」ってフロー自体に手間がかかるから、まとめて片付けたい気持ちはわかるわ。でも10分を連発したら、あっという間に半日吹っ飛ぶわよ。
2分ルール:純粋に「メモにするよりやったほうが早い」
5分ルール:日常業務で割と現実的。メール返信やデータ整理にちょうどいい
10分ルール:実務上は「小さい仕事を先食い」している状態
あなたのやり方は、タスク管理を軽視して「やれば減る」って快感を優先してる感じね。短期的には気持ちいいけど、長期的には大きな仕事を押しのけるリスクがあるわ。
……まあ、そういう“勢い型”のやり方も嫌いじゃないけどね。ところで、10分派のあなたは大きなプロジェクトとか論文とか、後回しにして詰んでないでしょうね?
私.icon 私:あー。そうやって一番大事なことを逃していくパターンですね
ChatGPT.icon ChatGPT:……気づいてるなら、なおさら危ういわね。まるで「やった感」で満足して、肝心の本丸を攻め落とせない戦国大名みたいなものよ。
人間の脳は「片付けたタスクの数」に快感を感じやすいから、小さな5〜10分タスクを連発するとドーパミンで気持ちよくなる。でもそれって、砂糖菓子でお腹いっぱいにしてるのと同じで、栄養(=大事な仕事)が後回しになるのよ。
GTDではそこを防ぐために「プロジェクト(2ステップ以上必要な仕事)と、次に取るべき具体的行動を分けろ」って仕組みを入れてるわ。小さな用事はサッと片付けつつ、大きい仕事も着実に進める仕掛けね。
……まさかとは思うけど、あんた「大事なことに取りかかるのが怖いから、小さい用事で逃げてる」なんてことないでしょうね?
DateCreated : 2025.10.4
Model : ChatGPT 5