Saturday, September 13, 275760
Summary
A generative art device that continuously generates unique graphic patterns in response to pixels generated in the past. The Date function is currently only allowed until exactly 10 billion days after January 1, 1970, when unix time began. The Date function is currently only allowed until exactly 10 billion days after January 1, 1970, when unix time began, so programmatically, pixels will live and die until Saturday, September 13, 275,760 A.D. As with time, the same screen will be repeated every two degrees. As with time, the same screen never exists twice.
過去に生成されたピクセルと呼応しながらユニークなグラフィックパターンを生成し続けるジェネラティブアート装置。毎秒JavaScriptのDate関数から現時刻を取得し、それをシード値としたランダム関数から矩形が作り出され、その矩形内のルール(セルオートマトンに基づいている)に従ってピクセルが生死を繰り返し続ける。Date関数は現状、unix時間が始まった1970年1月1日からちょうど100億日後までしか許されていないので、プログラム的には西暦27万5760年9月13日(土)までピクセルの生死が繰り返される。時間と同様に、 同じ画面は2度と存在しない。
Materials
64x64 LED Matrix
Raspberry Pi 4
JavaScript, Nodejs
Points
Retinaディスプレイ登場以降、高精細化が進み、画像データdot by dotでの表示する機会が失われてしまったが、ここでは改めてdot by dotの表示について考える
mp4やgifとして流通するジェネラティブアートが多くあるが、それらは死骸のようなもので、生きたジェネレイティブアートではないかもしれない。リアルタイムに動いているその状態が、ジェンアートらしさであり、本作はラズパイで時間をシード値にした乱数によってグラフィックを生成。
十分に高い解像度ではピクセルは見えず面として認識される、荒い解像度では面でなく一つ一つの光として認識され、像と個別のピクセルを同時に見るような状態になる。それを楽しむ装置
販売も一つの目的だったためディスプレイとコンピュータが一体となった構成とし、電源さえ入れれば動作する、スタンドアロンなジェネラティブアートという形態とし、絵のように気軽に楽しめるものとした。
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photo by Keizo Kioku